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2009-01-07 Wed 08:05
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快晴。年末にネットで注文した本を年明け初の本として読了。ただし、著者謹呈本で鮮やかな毛筆のサインがあり、受領者がほとんど読まずに古書店に流したことが知られ、ちと複雑な気分。献本は御本を頂戴した方へのお返しの意味もありますが、分野が少し違うと、ペラペラ捲って見て…、というような方も多いように感じます。中には『源氏物語』の諸本研究のように、研究者は数えるほどであるにもかかわらず、書かれたものを読んで見ると、参照した跡がない方もあったりします。こういうのはがっくりしますね。あるいは参照しても無視の場合もあるのでしょうが、文献をもとに実証して、これ以外の事実はないと確定させたような内容の場合は特に無念です。
ともあれ、こういう場合はまだまだネームバリューが足りないと言うことにして納得せざるを得ません。それにしても献本はむずかしい。今年は心を鬼にして義理チョコならぬ義理献本は止めてみようかと考えています。 旧臘、本宮さんから「国語と国文学」1月号を、渋谷、吉海両先生から『源氏物語』を特集した「國學院雑誌」10月号を拝領。本宮さんはこのところ立て続けに査読誌を制覇、すでに同世代ではこれほどのタイトルを保持している人が見当たらない独走状態。がんばっておられます。ただ、どの論文も『うつほ物語』に緻密な構成原理があることが前提だけに、従来、「矛盾」とか「複数作者説」「成立論」として論じられた内部徴証の傷みをどう克服するのか、行く行くお教え頂きたく思います。 また「國學院雑誌」は、専任のお三方と、第一線のOBを中心としたボリュームのある特集で、ひとつひとつの御論を精読中。純粋にOBだけでこういう特集が組めるのはさすがに國學院。他は片手に余るほどしかないでしょう。学恩、いつもありがとうございます。 |
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