物語学の森 Blog版 中田剛直編『影印本 紫式部日記』  
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中田剛直編『影印本 紫式部日記』  
2019-11-30 Sat 09:22
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 探していた中田剛直編『影印本 紫式部日記』 (新典社、1969年)を入手。以前注文したところ、在庫切れの返信があり、先日ようやく見つける。版元も創業直後、萩谷先生の『影印本土左日記』(新典社、1968年、為家本との校合結果を増補した新訂版は、1988年)の姉妹編にあたり、底本もともに東海大学寄贈前の池田亀鑑邸にあった桃園文庫本である。影印写真は、当時、新典社に在籍していた菊地光治さんが「俺が池田先生のお宅に萩谷先生と撮影に行ったんだ」とうれしそうに話してくれたことがあった。昭和8年生まれ、元カメラマンであったそうだが、お元気だろうか。

 中田先生のお仕事は、契沖の文献実証主義を重視する点、『竹取物語』の契沖校本の評価共々多くを学んだ。ただし、私が学生時代には亡くなっていたので書物からのみ知る先生である。中田先生の倒れた年、上智大学大学院で代講したのは萩谷先生であったことは以前記した。
 東海大学にある『竹取物語』「太氏書き入れ本」は修士論文を書くため、何日も通って書写したが、この『紫式部日記』は「北氏書き入れ本」であるという。なお、考えてみたい本である。

 くわえて、印刷は、高校の傍にある印刷所。記憶があるように思うが、このことはまた後日。佐久市野沢と言えば、3つ下でお隣の高校出身の参議院議員さんが「桜を見る会」の政権追及の端緒を開き、大活躍中である。

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