物語学の森 Blog版 越後高田藩・松平家の茶道具・典籍・刀剣は赦免後の松平光長に復される(貞享元年(1683年))。
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越後高田藩・松平家の茶道具・典籍・刀剣は赦免後の松平光長に復される(貞享元年(1683年))。
2019-10-28 Mon 07:38
 越後高田藩・松平家の茶道具・典籍・刀剣は、赦免後の松平光長に復されていた(貞享元年(1683))。茶道具の筆頭、唐物肩衝茶入 銘初花(重要文化財-公益財団法人徳川記念財団所蔵)は楊貴妃由来とされる唐物であり、足利義政のいわゆる東山御物である。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と継承され、権現様(家康)手自から父・忠直が傳領した松平光長一等のお宝であった。

先に記したように、光長の蟄居失脚後は、姪にあたる高松宮女二宮に預けられたが、これも不始末があり、赦免後の光長に復されている(貞享元年(1683年))。光長は隠居した後、元禄11年(1689年)家督を継いだ光長の養嗣子・長矩が津山藩主となり、同年12月その御礼として江戸幕府に献上された。以後は、徳川宗家の所蔵となる。各種文献に、定家本『源氏物語』は見えないが、これらの典籍も、この時点では、徳川宗家の所蔵となっていたと考えてよいであろう。
 
 参考文献 浅倉有子 「「初花肩衝」のゆくえ」『日本歴史』第810号、2015年11月号、吉川弘文館、67~76頁
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