物語学の森 Blog版 細井貞雄『宇津保物語玉松』、細井貞雄・山岡明阿『二阿抄』、清水浜臣『宇津保物語考証』
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細井貞雄『宇津保物語玉松』、細井貞雄・山岡明阿『二阿抄』、清水浜臣『宇津保物語考証』
2019-09-29 Sun 06:37

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細井貞雄『宇津保物語玉松』(文化6年(1809))

細井貞雄・山岡明阿『宇津保物語二阿抄』巻四(文化12、3年(1815、6))

清水濱臣『宇津保物語考証』(文政7年(1824)以前)
 殿上人は四位五位なきなし六位もめあきたらるは・(なき歟)なし
六位も目あきたるはなし目しひはそのかぎりにはあらで、めあきたらむほどの人はさぶらはぬなしといへる也 なきをもらせしか をしは((ら))で上にならひて略する歟。(古注釈編ーもじは上にならひて)

 『うつほ物語』国譲下巻の本文不審箇所に関する、江戸時代の注釈書の見解。『考証』は国文学研究資料館での共同研究の翻刻と『うつほ物語の総合研究 2 古注釈編』(勉誠出版.2002年)とがある。本文異同は、前田家本の登場によって「めあきたるなきなし」は解決したが、「くるまうし」「一の人たまひ」は、当該本文でも解決できない。調査結果、本日、國學院で報告します。

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