物語学の森 Blog版 読解可能な本文校訂とは
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読解可能な本文校訂とは
2019-09-06 Fri 11:15


 先日の山口出張での本文確認作業。底本は、見事な楷書で、書写者は初唐の古典を学んだのではないか、と思われるほどの達筆。本行本文に関しては諸本の異同も少ない。問題なのは、送りがなやルビの重複、訓点もレ点を用いず、一二点のみで処理しているから、このまま翻刻したら、現在の表記規準に合わない。これらを総合すると、現時点では、かれこれ40年前の校訂本文が最も優れているということになるが、それでは我々の作業の意味が乏しい。ただし、スマホで問題点を確認しながら、翻刻したり、文字を拡大したりすることは、今だからこそ出来ること。自問自答しながら、進めているところだ。
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