物語学の森 Blog版 カットした台本 「月に想いを寄せて」
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カットした台本 「月に想いを寄せて」
2019-08-07 Wed 08:06
お月見投映チラシ2019

 9月7日のプラネタリウム投影イベント「月に想いを寄せて」の打ち合わせ。当日は、プラネタリウムがフル稼働で時間に制約があり、書き下ろした解説もカットしなくてはならないところが出てきた。映写画面と内容から優先順位を決め、以下をカットすることにした。ただし、「臥し待ち月」の投影はあるのでこれはお楽しみに。

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  春の朧月夜は、同じく源氏物語、若菜の下巻にこのような場面があります。光源氏が、正月、女性だけの管弦の宴で兄・朱雀院の五十歳を祝おうとした時のことです。夜が更けて、冷え冷えとした中、臥待の月がわずかに顔を出したところ、光源氏は「おぼつかない月の光だね、春の朧月夜は。秋の臥待の月なら、むしろ、今日の女人達の楽器の音色に、虫の声を合わせたのが、何とも言えず、この上なく響きが深まるような気がするものだ」と述べています。「臥待の月」は旧暦十九日の月で、なかなか出てこないところからこの名があります。
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