物語学の森 Blog版 『うつほ物語』国譲・下巻の諸本分類の規準
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『うつほ物語』国譲・下巻の諸本分類の規準
2018-09-04 Tue 07:13


『うつほ物語』輪読のための基礎資料作成完了。かつて、「『うつほ物語』の本文批判」『光源氏物語學藝史-右書左琴の思想』(翰林書房、2005年、初出2004年)なる拙稿で、蔵開巻の諸本を取り上げたことがあるが、結果はこの巻も変わっていない。なお、この本文箇所もまた、前田家本に3箇所、単純な字母の書き誤りがあり、毘沙門堂本のほうが優れる。また、両本は字配り、字母等から書本を同じくすると類推される。
 また、第二グループと版本に親近性があり、これからが版本の底本となったものと思われる。俊景本書写者は『うつほ物語』に精通した校訂を施している。

第1グループ
 前田家尊経閣文庫諸卿筆十三行本-現代注釈書の底本
 天理大学図書館蔵毘沙門堂本
 桂宮文庫本(御所本)
第2グループ
 浜田本
 紀氏本
 旧関戸家蔵・俊景本
第3グループ
 延宝5年刊記版本
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