物語学の森 Blog版 『蒙求』と琴、覚書
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『蒙求』と琴、覚書
2018-06-21 Thu 07:42
戴逵破琴(さいたつはきん)-諸芸の達人だった戴逵が、武陵王の召し出しを断るために、使者の目の前で琴を割ったという故事。『晋書』「戴逵伝」
宓賤弾琴(ふせんだんきん)-宓子賤(ふく・しせん)が単父(たんぽ)の令(知事)となっても琴ばかり弾いていただけで、単父の治世は安定していた故事『呂氏春秋』
伯牙絶琴-伯牙が鐘子期の死を悼んで琴を絶った、知音の故事『列子』「湯問」
蔡琰辨琴-蔡琰、字(あざな)は文姫、蔡邕の娘。蔡琰が九歳の時、蔡邕が琴を弾き一つの絃を切ったところ、娘はどの絃が切れているのか、正確に答えた。蔡琰はその昔、「季札は風を観て国の興亡を悟り、師曠は律を吹き、南風が競わないことを悟った」ことを思い合わせた故事『蔡琰別傳』

漱石漢詩の琴に関する理解は、愛読した王維の詩や『蒙求』が源泉であろう。
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