物語学の森 Blog版 漱石俳句再考
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漱石俳句再考
2018-06-20 Wed 07:05
 漱石の琴にちなむ俳句を再考。なかには、西洋の弦楽器を詠むこともあるものの、確実に琴(きん)を詠んだと認定できるものは以下の通り。明治32年の句は『蒙求』「載逵破琴」を踏まえたもの。


熊本時代
明治29年(1896年)

素琴あり窓に横ふ梅の影

明治32年(1899年)

琴に打つ斧の響や梅の花

大正5年(1916年)
桃に琴弾くは心越禅師哉

※「載逵破琴」-諸芸の達人だった戴逵が、武陵王の召し出しを断るために、使者の目の前で琴を割ったという故事。
※心越-東皐心越。清からの亡命僧で日本琴楽中興の祖。
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