物語学の森 Blog版 『大川周明日記』と川島芳子
『大川周明日記』と川島芳子
2017-10-14 Sat 08:11
 『大川周明日記』を少しずつ読み進める。昭和初期のテロルの時代の日記は欠けているものの、大正11年(1922)は『満州旅行』。その7月31日には、川島浪速と16歳の川島芳子(1907-1948)が登場。
 
  川島浪速氏は、二十五日に歸京したとのこと。肅王家の財政始末が思ふやうに行かず、東京で山本條太郎氏に相談に行ったとのこと。芳子さんも一緒に日本に行かれたそうだが、もう十六になったとのこと。お転婆で、それに悪賢くなって手に終えぬと小平氏がこぼして居た。118 ページ

 巻末人物注記 7月31日 川島浪速。国家主義者。満州国独立運動を推進。川島芳子粛親王第一四王女。のちに「東洋のマタハリ」の異名をとる。昭和二十三年中国において反逆罪で処刑。535 ページ 
 
 もちろん、北一輝、北昤吉も登場。東京裁判中に精神鑑定を受ける旨の記述もあり、以前、大川の「演技」説を読んだこともあり、この日記を読めば、この説もあながち侮れないかも知れないと思いつつ、さらに頁を繰る。ちなみに、この裁判の尋問で、英語、サンスクリット語を駆使する大川の精神鑑定に関与したのは、神谷美恵子(当時・前田姓・父・多聞は文部大臣)。

 締め切りをいくつも抱え、更新滞ります。
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