物語学の森 Blog版 渡瀬昌忠先生
渡瀬昌忠先生
2017-01-18 Wed 06:13
 朝日新聞で訃報を知る。合掌。昭和4年のお生まれ、大東文化学院卒業の後、國學院大學卒業。先輩の二冊目の著作に寄せた短歌で、渡瀬先生もまた、病と闘って居られることを知りました。著作集も完結させ、高松塚古墳の壁画等から、天武・持統天皇の文化母胎の解明により、人麻呂文学や万葉集歌群、白鳳文化、島の宮を論じ、後年は、人麻呂歌集の略体・非略体表記から『万葉集』の成立を解き明かそうとなさいました。『万葉一枝』はそのエッセンスを凝縮した名著。Wiikpedia・渡瀬昌忠が立項されていましたが、一箇所誤り。高校教諭から助教授・教授とあるものの、専任講師(1971-1973)・教授(1974-)。この間、助教授だったことはなく、今では考えられないウルトラC、異例の昇格だった由(「日本文学研究」11~14号参照)。この話は萩谷先生のご自慢の話の一つで、少々耳にたこができました。

黒田徹著『万葉集の構文と解釈』「刊行に寄せて」

 若き時ゆ病み来し友の 成す論著 励まし止まず 老い病む我を
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