物語学の森 Blog版 今こそ『古記録文化論』
今こそ『古記録文化論』
2016-11-08 Tue 07:28
 『古記録文化論』の著者の二回目の命日にあたり、『古記録文化論』拾い読み。明石物語の住吉信仰についての講読も控え、古代史学入門には便利な記述となっています。最近の研究動向を見ていると、業績主義偏重により、こうした地道な基礎研究が疎かになっているような気がします。歴史研究者のみならず、古典研究者もぜひ御高架をお願いしたいと思います。

 この秋には「序」をお書きいただいた大隅和雄先生の弟・大隅良典教授ノーベル賞のビックニュースがあり、大隅先生ご自身もメディァ出演が続きました。帯文にある先生の「序」を抄出します。先生の見た著者の人柄、学風が、繊細かつ暖かい眼差しから綴られています。ぜひ全文をお読みいただきたく思います。

平安時代の文化と云えば、和歌や物語ばかりが持てはやされるが、(中略)三橋さんは古記録を精読して、漢字で日記を書いた人々の精神構造を探り、生活と文化を考え、日本文化史の中で重要な位置を占める、貴族文化の特質を明らかにしようとした。

参考・明石入道の「入道」
 
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