物語学の森 Blog版 坪内逍遙訳『ハムレット』通読
坪内逍遙訳『ハムレット』通読
2016-10-03 Mon 06:58
 毎年使い回しの教材データで物足りないと思っていたところを更新しようと、シェークスピアの『ハムレット』の名ぜりふ「HAMLET /To be, or not to be: that is the question:」の該当個所の幕・場を坪内逍遙訳(1933年版)で探していたところ、前半部であることは判っていたものの、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題である」が念頭にあって、「question=問題」と思いこみ、結局、文脈を逍遙、通読してしまいました。
 
  「世にある、世にあらぬ、それが疑問ぢゃ」

 単純に「question=疑問」で探せば、検索機能であっと言う間であったはずですが、この際、読んで探すと決めて頑張りました。日本語訳は各社文庫で、それぞれ腐心の編集をしています。一冊は本棚に置きたいところです。

 昨年も同じように、谷崎の『細雪』のある場面を探して通読したことがありました。日本古典文学のテキストの場合は、自家用で持っていたり、電子データ、検索データがほぼ揃えられます。研究は高速化しましたが、地道に訳しながら行きつ戻りつしながら読むのが、本来は基本。 こうした読書もまた楽しきことなり。
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