物語学の森 Blog版 朔日頃の夕附夜-長月
朔日頃の夕附夜-長月
2016-09-02 Fri 03:56


  九月は月齢と暦が重なり、朔日が新月(月齢29.3 )十五夜が満月(15.7)になります。朔日は太陽と月がほぼ同時に沈むので月が目視できないことから「朔日頃の夕附夜」。「夕月夜」ではないことは、拙論「「ついたちごろのゆふづくよ」の詩学-桃園文庫「浮舟」巻別註と木下宗連書入本」(「国語と国文学/特集・源氏物語研究の展望」東京大学国語国文学会・明治書院 2014.11.01)を参照下さい。

 埼玉県浦和地点で計算した日の出、月の出と日没月没。(スマホの検索では新座市も同時国、同方位)

日付 日出 方位 日没 方位
1  5:13 79 18:09 280

日 月出 方位 月没 方位
1  4:49 78 18:02 279

 新月は、空気の澄んだ冬には見えることもあるという。「浮舟」巻の「朔日頃の夕附夜」は如月の物語。来年2月26日が旧暦の朔日・新月。日曜日なので晴れることを祈ります。


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