物語学の森 Blog版 秋までに調査したい本-一条兼良奥書河内本『源氏物語』
秋までに調査したい本-一条兼良奥書河内本『源氏物語』
2016-08-04 Thu 07:53


 『源氏物語に関する展観書目録』東京帝国大学文学部国文学研究室 編、岩波書店、昭和7年の口絵(二葉のうちの一葉)。
「紅葉賀」巻-「文君」から河内本と認定できる。
 
大島本当該条の様態
  … かくしうにありけむむかしの  
   白氏文集夜聞歌者宿鄂州云 文君といひけん昔ノ人もト有本ヲ可用之候御意也習侍り
  人も・かくやおかしかりけむと・みゝとま
山城哥をうたひたるを楽天ノ鄂州ノ哥ヲ聞シニ思よそへたる也

 ※「御意」は、一条兼良。良鎮は「『文君といひけん昔ノ人も』と本文を用ふべし」と乳に習いました、という注記である。


 この伝本は、その後、『校異源氏物語』中央公論社、1942年に「紅葉賀」「絵合」巻本文が採用されるも、『源氏物語大成 研究資料篇』中央公論社、1956年、「諸本解題」『源氏物語事典』東京堂書店、1960年に言及はない。
 のちに『河内本源氏物語校異集成』風間書房、2001年には校合本文として27巻が採用されている。
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