物語学の森 Blog版 『風立ちぬ』の昭和
『風立ちぬ』の昭和
2016-05-28 Sat 07:45
 

 話の前提にも関わらず、学生が知らない、読んだことがないことが判明したので、とりあえず。ダイジェストを見せたところ、「観に行きたい」との声が挙がりました。

 作中の草軽ホテルの赤い屋根は上高地帝国ホテル。これを軽井沢のホテルの設定としたようです。関東大震災の時代。高原で絵を描く里見菜穂子の吐血のシーンが生々しく、結核のイメージが喚起されるのはよいが、美化されすぎるのもまた問題。手当の手段がなかった時代には結核菌が全身を破壊してゆく恐ろしい病気だったことも必ず話す必要があります。もちろん、医学の進んだ現代は根治可能。高校時代、石屋さんの友人が結核で3ヶ月ほど入院し、お見舞に行ったことを思い起こしました。昭和も終わり頃の話です。


映画・風立ちぬ
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