物語学の森 Blog版 高田祥平著『西湖の虎 水戸の虎-東皐心越と徳川光圀』
高田祥平著『西湖の虎 水戸の虎-東皐心越と徳川光圀』
2016-04-05 Tue 06:53
 兼好の『徒然草』ではないけれども、世の中には「見ぬ世の友」が本当に存在するものだと知りました。昨年夏、江戸琴學中興の祖で亡命僧の東皐心越を高田祥平先生の御著書に学びました。

  高田祥平著『東皐心越―徳川光圀が帰依した憂国の渡来僧 』

 その著者、高田祥平先生が東北の琴人宅で『日本琴學史』をお読みになったとのことで、その御縁から心越の伝記を小説化した御本を頂戴しました。「徳川光圀大公 遠忌315年」と扉にあります。鑑真にも通う心越の来日の志を、この本で再び辿ります。
 
 高田祥平著『西湖の虎 水戸の虎-東皐心越と徳川光圀』藝文書院、 2015年12月

 この本の序は、漱石の俳句から書き出されます。

 桃に琴 弾くは心越禅師かな 大正五年春

 「ひとり、燈のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。」『徒然草』


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