物語学の森 Blog版 『源氏物語』新著二冊
『源氏物語』新著二冊
2016-03-08 Tue 07:38
 「教育系」の話をしたところ、音楽教育志望の生徒さんがおり、伊沢修二を入れたことが幸いしました。月曜日は真田宝物館もお休み。信州からいったん自宅に戻りました。頂いた新著二冊紹介。

 菅原郁子『源氏物語の伝来と享受の研究
 
 専修の大学院に移られてから書誌・文献学の論文をお書きになりました。とりわけ、第五章「米国議会図書館蔵『源氏物語』の本文─麗子本対校五辻諸仲筆本の出現」が出色。ただし、大内家・毛利家・大庭賢兼と来たら必ず触れねばならない論文が見あたりません。ご指導の先生に気を遣ったとすれば、それは内向きのもの。対外的な出版となればこれは通用しない。せっかくの文献精査の価値を半減させています。将来のある研究者ですから、研究史にこそ厳密になって頂きたいと思います。
 
 陣野英則『源氏物語論 女房・書かれた言葉・引用

  著者二冊目の本。贅言不要、充実の一冊。二冊とも『源氏物語』研究者必備の書です。
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