物語学の森 Blog版 柊鰯と『土左日記』
柊鰯と『土左日記』
2016-02-05 Fri 08:53



元日、なほ同じとまりなり。白散をあるもの夜のまとてふなやかたにさしはさめりければ、風に吹きならさせて海に入れてえ飮まずなりぬ。芋しあらめも齒固めもなし。かやうの物もなき國なり。求めもおかず。唯おしあゆの口をのみぞ吸ふ。このすふ人々の口を押年魚もし思ふやうあらむや。「今日は都のみぞ思ひやらるる」。「小家の門のしりくめ繩の鰡の頭ひゝら木らいかに」とぞいひあへる。      『土左日記』

 平安時代には正月の門口に飾った注連縄に、柊の枝と「なよし(ボラ)」の頭を刺していたことが『土左日記』から知られますが、地域によっては、いまだにこの「魔よけ」の風習が残っている模様。この少年のブログの説明がわかりやすい。福くんに年中行事を思い出させていただきました。


別窓 | 右書左琴の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<萩谷朴『解釈学方法論ノート』再読。 | 物語学の森 Blog版 | 最終段階>>
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 物語学の森 Blog版 |