物語学の森 Blog版 『正倉院御物模造特別展』図録
『正倉院御物模造特別展』図録
2015-12-07 Mon 06:10



 1972年12月~1973年1月開催の『正倉院御物模造特別展』(熱田神宮宝物館)図録を入手。もったいないことに、招待券も封入されてありました。とうほうは当時10歳の小学生の時代。

さて、基本はモノクロながら、正倉院最高峰の名物・金銀平文琴は巻頭カラー。すると、六絃目が無いことに気づく(徽の直近が一絃目、譜面も同様の論理)。そこで画像検索してみたところ、東京国立博物館の画像でも同様の状態であることが判明。そこで、さらに調べてみると、新たに撮られた画像では七絃目も欠けているようです。1998年10月にこれを見ているはずですが、絃のことは気づきませんでした。製作に携わったのは、外箱から琴工・神田吉道(重助)は京都の雅楽制作者(11.楽器師・神田重助)、蒔絵は、東京美術学校初代教授の小川松民で、明治12年11月製造、納品と判明します。これら制作者の逸話もそれぞれ興味深い内容。
 もうひとつのレプリカは、天平楽府の劉宏軍監修により、10年の歳月を掛けて制作された由。自分でも忘れていましたが、天平楽府の復原音楽は、NHKドラマ「聖徳太子」2001年のために作成されていたようです。
 


金銀平文琴のレプリカふたつ
1998年3月8日土曜日 

 
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