物語学の森 Blog版 田上菊舎尼の開元琴演奏供養。
田上菊舎尼の開元琴演奏供養。
2015-11-24 Tue 07:46
 江戸時代の女性琴人の筆頭は、田上菊舎尼( 1753~1826)。菊舎尼は、田上由永の長女で、名は「道」。朝暮園傘狂に入門して、熊本藩儒・高本紫溟、熊本藩医・村井琴山等と交わり、華音、唐音を学び、清人との詩の応答もある。
 当時、男性文人のものであった書・画・茶道・琴曲をもよくし、俳文紀行を記した『手折菊』もある。その『手折菊』には、文化九年(1812)、法隆寺の聖徳太子尊像前で、当時の寺宝(東京国立博物館現蔵・国宝)であった開元琴の弾奏を許されて『南薫操』一曲を弾いた記事がある。女流に前例のない多彩な一生を送った存在。

 菊舎尼には、顕彰会もあり、『手折琴』の複製も作成されているし、上野さち子編『田上菊舎全集』上下巻、和泉書院、2000年もある。次作には、簡潔に紹介するだけですが、いずれ、本格的に取り組んでみたいと思います。

 週末帰省して、父の作っていた田圃で採れた新米を調達してきました。今は、いとこの経営するライスセンターに完全管理をお願いしています。田植え、稲刈り、懐かしい風景、時は新嘗祭の日。上京途上で高速脇に墜落したヘリコプターの残骸が見えました。「論文演習」は1名欠席、理由は「祝日だからだそうです」。「○△君に、『△▼△▼』と伝えてよ」。発言内容はご想像にお任せします。この大学は土曜日のどんちゃん騒ぎに三倍くらい輪を掛けて弾ける学生気質。女子はクラスコンパには原則出席しないとのこと。

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新米、いいですね。私はネットで買って食しました。
2015-11-24 Tue 18:13 | URL | #-[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
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