物語学の森 Blog版 「告老」-まだまだ知らないことばかり
「告老」-まだまだ知らないことばかり
2015-10-27 Tue 07:10
 先日の学会報告で気になっていたところを復習。『発心和歌集』「真名序」のご質問にあった「告老」は指摘の通り、退職して故郷に帰る、とか退職する、の意で、「致仕」に相当するようです。

告老 gàolǎo [retire from age] 封建时代臣子或官員因年老辞去、職務后泛指年老退休
 冬十月晋韓献子告老。《『春秋左傳』·襄公七年》             『詩語解釈』  

 この作品に関しては、ご発表も拝聴したことがありました。もちろん、従来説の選子作者説に立ってのものでしたが、「真名序」の註釈もしてみたい。論文も再度、読み直します。
 追記 大江 匡衡周辺が関わっているとすると、『小右記』による匡衡の卒年月日(天暦6年(952年) - 寛弘9年7月16日)と「真名序」の「于時寛弘九載南呂也」が、「南呂=八月」と微妙にずれています。月忌の時のことか、ますます面白い。遺稿集を編んだ某先生がご存命なら、即、メールで質問できたのですが…もはや自力で読み解くしかない。実資と親しく『小右記』にもよく登場する人物です。
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