物語学の森 Blog版 成公亮の古琴講義
成公亮の古琴講義
2015-09-14 Mon 08:27


 この七月に亡くなられた成公亮(1940-2015)の古琴講義。CDで演奏は存じ上げていましたが、1996年11月23日、東京紀尾井ホールで、古琴の独奏音楽会が開催されたことを書き留めておきたいと思います。演目は、

 《陽關三疊》、《醉漁唱晚》、《漁樵問答》、《孤竹君》、《文王操》、《憶故人》、《流水》、《歸去來辭》

 の七曲。当日は、東洋音楽研究者、平安朝文学研究者、特に『うつほ物語』研究者は総結集、多くの聴衆を魅了しました。この日のことは、忘れられない出来事です。病気療養中だったとのこと。映像は二年前のもの。

 梅庵派の景韶和と広陵派の張子謙に師事し、広陵派の琴学を継承し、上海音楽学院を卒業、南京芸術学院教授。龔一と並ぶ現代古琴芸術の二大巨匠でした。
2015.8.31 訃報 成公亮先生(古琴演奏家・作曲家)逝去
 古琴演奏家、作曲家の成公亮先生が去る7月8日、逝去されました、享年75歳。成先生には、民間の文化交流活動の査証手続きが厳しい条件下にあった1996年、是非日本にお越しいただきたいと、何回も霞が関の外務省に出向いた末、ようやくのことで入国が叶い、コンサート(11月23日・紀尾井小ホール「成公亮“秋籟”を弾く」)が実現した思い出があります。南京芸術学院を早期退職された後は、悠々自適、古琴三昧の日々を送られている、とのことでしたが、此の度の訃報に接し、月日の流れの速さを実感しています。心よりご冥福をお祈りします。
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