物語学の森 Blog版 『少女小説事典』の青山桜州
『少女小説事典』の青山桜州
2015-07-12 Sun 08:29
 先頃刊行された労作『少女小説事典』には、「青山桜州」で小説家・池田亀鑑が立項されています(鈴木美穂氏執筆)。同じく作品としても青山桜州最大の長編『炎の渦巻』(『少女の友』19巻、1926年1~12号 )が取り上げられています(鈴木氏執筆)。続編は「燃ゆる夕空」『少女の友』20巻、1927年、1~12号、「夕風吹けば」『少女の友』21巻、1928年、8~12号、22巻、1929年、1-7号)と改題されて足かけ4年で完結した作品。全国各地の所蔵館でもこれを全巻揃えているところはないので、実業之日本社の協力を仰がなくては読み通せません。
 
 戦国武将・浅井長政の庶子・輝千代と織田信長、豊臣秀吉との戦いを縦軸とし、そこに乳母の娘・八重ら、女達の運命を描き、くわえて浅井家の家宝『源氏物語絵巻』の行く末を絡めるという、ぜひとも一冊にして公刊したくなるような長編。時間はかかりますが実現させたい企画です。
別窓 | 生涯稽古の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<青山桜州、場面転換の妙 | 物語学の森 Blog版 | 名誉主筆・青山桜州>>
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| 物語学の森 Blog版 |