物語学の森 Blog版 詩想と心性
詩想と心性
2015-07-07 Tue 05:50
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おふたりのライブは超満員、先生のCDの山もあっという間に掃けていました。古琴は「秋風詞」と「陽関三畳」。前者は李白、後者は王維の詩をモチーフに作曲された最もポピュラーな楽曲。先生は、歌わないと前置きしながら、前者は二番から美声を披露。これは稽古の時にはお聞きしていますが、人前では初めての披露だったようです。詩想は、秋風に恋の切なさを詠んだと言う意味で額田王の歌(巻4相聞)に通うところがあります。もちろん、額田王(7世紀・生没年未詳)は李白(701-762)より1世代前、心性に通うところがあるものだと思いながら、聞いていました。

     額田王、近江天皇を思しのびて作る歌
488 君待つとわが恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く

秋風詞   李白
秋風清 秋月明 
落葉聚還散 寒鴉棲複驚
相親相見知何日 此時此夜難為情
入我相思門 知我相思苦
長相思兮長相憶 短相思兮無窮極
早知如此絆人心 何如當初莫相識

送元二使安西 王維
渭城朝雨潤輕塵
客舎青青柳色新
勧君更盡一杯酒
西出陽關無故人


 
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