物語学の森 Blog版 『竹取物語』と律令官僚。
『竹取物語』と律令官僚。
2015-02-12 Thu 07:24
『竹取物語』の求婚者のモデルが登場する大宝元年の公卿は以下の通り。時は文武朝。
左大臣 正二位 多治比島(石作皇子)    宣化天皇の子孫。多治比王の子。
 右大臣 従二位 阿倍御主人         壬申の乱の功臣。布勢氏。
 大納言 正二位 大伴御行           壬申の乱の功臣。長徳の子。
 大納言 正三位 石上麻呂           壬申の乱の敗臣。物部氏。
 大納言 正三位 藤原不比等(くらもりの皇子) 鎌足の子。藤原四子の父。
  大納言 従三位 紀 麻呂      大人の子。宇美らの父。
  中納言 大神高市麻呂 壬申の乱の功臣。三輪氏。
  中納言 従三位 大伴安麻呂     御行の子。家持の祖父。

 物語では、石上麻呂は中納言、不比等は「車持の皇子」。この五人が一斉に政務を放り出して難題物を捜索していたら、政治は停滞。やはり、三年継起説を念頭にすべきかもしれません。

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