物語学の森 Blog版 万歳と万歳楽
万歳と万歳楽
2014-11-22 Sat 08:49
 平日にお休みとなったので、運転免許の更新に行く予定でしたが、前日の遠征の疲れがとれず、終日自宅で過ごす。午後、衆議院解散。解散詔書を読み上げる途中、「御名…」で「万歳」をしてしまって、議長が途中で沈黙、「御名御爾 …」とすべて読み終わってから、「万歳はここでしてください」と促すと言う混乱ぶり。最初から万歳しないと決めていた民主党の方が、まだ不敬の誹りを受けずに済んで、賢明だったと言うことになります。

 そもそも、「万歳」は「万歳楽(まんざいらく)」に由来するもの。このことを何人の議員が知っていたのでしょう。
 
左方唐楽の平調の( ひょうじょう)曲。「まざいらく」とも。六人の女舞から童舞となり、さらに四人舞となった。『教訓抄』は、隋の煬帝作と伝える。鳥兜に(とりかぶと)襲装(かさね)束で右肩を脱いで舞う。鳳凰が飛来して「賢王万歳万歳」と囀っ(さえず)たことに由来し、皇帝を寿ぐ曲となって、延喜楽と番(つが)えられて皇帝の祝賀で舞われた。船楽や立楽でも奏せられる。「若菜上」巻の紫の上主催の源氏の四十賀の薬師仏供養の後の落忌(としみ)や(若菜上巻)、夕霧が主催した源氏の四十賀で舞われた(若菜上四五)。「若菜下」巻の朱雀院の五十賀の試楽では童舞である(若菜下巻)。
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