物語学の森 Blog版 2015年06月
物語学の森 Blog版
このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。
仙台通過



 8時代は一本のみ。ただし、10時前には大宮着。午後からの授業には余裕で間に合いました。新幹線はすごい乗り物だと実感しました。

 叔父は農林省の技官で、夫婦共々、高円寺にあった蚕糸試験場に勤めていました(現在の蚕糸の森公園)。その後、昭和55年(1980)に筑波学園都市に移転すると同時に立川の自宅からこちらに転勤、筑波で定年を迎えました。いつも環七・青梅街道の交わる高円寺陸橋あたりは通り過ぎるだけですが、一度ゆっくり散策してみようと思います。

2015-06-30 Tue 06:37
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東北新幹線で古川へ

 25日、96歳になる叔母が亡くなり、鎌倉行きの予定を変更して古川へ。告別式、法事を終え、24年前に旅立っていた叔父の墓に納骨しました。

2015-06-29 Mon 06:41
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鰻で故人を偲ぶ



 奥様から頂いたお中元で故人を偲ぶ。それにしても型を崩さないように櫛を抜のはむつかしい。熟練の技が必要なことがよくわかりました。
2015-06-28 Sun 06:44
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寺田澄江・清水婦久子・田渕久美子編『源氏物語とポエジー』
 源氏物語とポエジー』清水先生の「奈良で源氏物語」より。

 久富木原さんより拝受。2013年の犬山でのご報告がベースになっています。和歌、音楽、中世享受史の三本立て。ぜひ御高架を。

2015-06-26 Fri 06:47
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杉孫七郎の手鑑『多々良の麻佐古』
  『山口県立山口博物館研究報告』40号、2014年3月に伊原慎太郎・佐藤嘉孝両氏の労作「杉家寄贈資料について」を読むことが出来ます。このうち、明治27年(1894)に杉自身が作成した手鑑『多々良の麻佐古』(資料0009)は、多々良氏の末裔・大内氏の南北朝から戦国時代の典籍、書簡等を貼りつけたもの。これは明治26年(1893)2月9日、毛利家文書の手鑑三種から、杉が大内氏関係の詠草、書簡を剥ぎ取ったものであることが分かっています。当時、杉は、子爵、宮内大輔兼内蔵頭皇太后大夫だったので、かつての主家の古典籍も管理は杉の意向が絶対となっていたのでしょう。毛利家は文書目録がしっかりしていることは以前から分かっていましたが、やはりじっくり調査する必要があるようです。さっそく調査を申し込んだものの、山口博物館、長府博物館ともにリニューアル中で閲覧室が使えないとのこと。熟覧したいので、来年秋を期すこととなりました。
2015-06-25 Thu 06:07
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伝九条幸家筆古今集歌短冊



「古今集」巻3、夏
今さらにやまへかへるな郭公
声のかきりはわか宿になけ

2015-06-23 Tue 09:08
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鴻東山人・杉孫七郎の書。
杉孫七郎2

 明治23年(1890)、6月23日の『海舟日記』に、
 滝村小太郎、岡本黄石、鈴木重嶺。杉へ話し、毛利家書籍。

とある、「杉」は杉孫七郎(1835-1920)のこと。長州藩の重鎮にして当時、子爵。のち枢密院顧問官(佐渡時代の大島本『源氏物語』と桃園文庫『光源氏物語傳來史』p155-156参照)。杉家は、戦国時代の大内氏歴代家老の家。杉自身、大内氏歴代当主の書状を収集して手鑑としていた由。これらは現在の当主によって県立山口博物館に寄贈されています。

 『花燃ゆ』の主人公・杉文の父百合之助との系譜的関係がはっきりしませんが、植木五郎右衛門の次男として生まれ、杉彦之進盛倫の養子となり(考之進は誤り)、藩校明倫館、松下村塾で学び、吉田松陰(1930-1859)に師事。伊藤博文ら岩倉使節団(1871-1973)に先駆けて欧米諸国を視察しています(1861-1863)。勝海舟の腹心のひとりと言ってよいでしょう。

 文人としての号は鴻東山人、他、松城・聴雨、さらに今業平等、二十数種を使い分けていた由。今業平は恋歌用なのか。さらに調べてみます。

2015-06-22 Mon 06:49
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物語研究会例会@立教大学



 あさいちで病院の脳神経外科を受診。CTも撮ってもらって、「異常なし」を確認して頂く。ただし、顔の腫れが引くまでは、不自由は続きます。全治一ヶ月の見込み。池袋まで西武線。開始直前に入ったところ、すでに教室は前列を残して満杯。このところ常時50人近く来ているように思います。創立以来のベテランも大勢見えて盛会でした。帰りは、あの日以来の東武東上線。タクシーの運転手さんが信号を避けて路地裏を爆走。ただし、金額はいつもどおりではありました。

2015-06-21 Sun 08:53
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肌寒い朝
 松本で仕事の後、佐久の実家に一泊。土砂降りですっかり冷え切り、肌寒い朝となりました。右目の具合は、ホッチキスで三カ所縫合中の瞼が完全に開け切らずに視界を遮っているものと思われ、眼下は見えています。どうもこの抜糸(ホッチキス)が痛いらしい。明日、検診に向かいます。あれこれパンフレットも頂いて退院しましたが、癌検診に関しては近隣三市中、新座市のみがすべて無料と知る。財源がそれなりにしかっりしているらしいけれども、一度も利用していなかったので、今年は必ず受診しようと思います。
2015-06-20 Sat 07:23
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『冷泉家時雨亭叢書 源氏物語柏木 河海抄巻15』
 『冷泉家時雨亭叢書 源氏物語柏木 河海抄巻15』をようやく入手。「柏木」は京極殿(定家)の本と逍遙院(三条西実隆)本の透写本で校合したとある青表紙本系の伝本。『河海抄』は、中書本、覆勘本いずれにも括れない構成要素を持つ由。
2015-06-18 Thu 06:29
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