物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

新発田足軽長屋




 先日、日帰り遠征の新発田市の重要文化財・足軽長屋。歴史や背景を勉強してからじっくり見学したいところですが、ともあれ心覚えに記しておきます。
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「ついたちころのゆふづくよ」




 5月29日は月齢(0.3)の新月で旧暦の5月1日、「ついたちころのゆふつくよ」。
浮舟巻は如月の朔日頃で今年は3月1日。気ぜわしさに見逃しました。
 埼玉県では、この日は19時9分、293度の方向に月が沈むことになっていたので、さいたま市の荒川河川敷公園で30分前から月を探していたものの、18時50分、 298度に日没と来て、夕映えのなかに目視はできませんでした。次は6月28日、梅雨空に奇跡が起こるかどうか。
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またまた瓢箪から。

  進めていた調査から瓢箪から駒、とても驚くべき発見(考証)が出来ました。秋には、かたちに出来るものと思います。
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文藝雑誌『藝苑』のこと。

 文藝雑誌『藝苑』(1944-1955)は、紫式部学会の機関誌『むらさき』が戦時中の雑誌統合によって刊行されたもの。国会図書館にも所蔵されていますが、戦後の酸性紙、マイクロフイルムでの判読は厳しいものがあります。以下、中心人物の回顧録。

池田亀鑑「北見夫人を哭く」『花を折る』中央公論社、一九五九年

 北見夫人の名をわたくしが最初に知つたのは、随分昔のことであるが、わたくしと直接の関はりが生じたのは、紫式部学会の機関紙「むらさき」が戦争中に数種の歌誌を統合して「藝苑」といふ文藝雑誌に新生した時からであった。その当時「むらさき」に最も親しい関係にあつた今井邦子夫人の「明日香」が会員としては一番多数を擁してゐて、中心勢力をなしてゐた。他の歌誌にもにも多くの才媛がゐることを知つて、ぞぞろに頼もしい気がした。北見夫人などはその中の一人であつた。
  (初出「花宴」一九五五年)
 ※北見志保子は釈超空門下で『万葉集』や『源氏物語』を学び、歌誌「花宴」で作歌活動。


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難民支援メニュー




 先日、新聞報道もあった難民支援メニューの昼食はパキスタンまろやかチキンカレー。頗る美味でありました。
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勝海舟「偶感」

 先日入手した書幅、勝海舟が最も好んでよく書いた自作「偶感」であったようです。
 以下、架蔵とは本文異同があるので、わたくしに訓読して再掲。

孤峰秋旻に秀なり。之に對して眞を養ふべし。
擾々として何事をか成さん。時危うきに偉人を思ふ。
   ※「旻」は「秋空」の意。「秋旻」は意味が重複するので改めたのかもしれません。

 架蔵の書幅を書いた翌年、壬午(明治15年-1882)初秋、同じ漢詩の書かれたものは滋賀県立琵琶湖文化館にもありました。連日、赤坂の勝邸に訪れる人々の所望から揮毫に応じていたようです。

 ※ともあれ、すべて真筆と言う前提で書いております。
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夢日記 甲午 皐月版

 不覚にもうたたねをしていたところ、不気味な夢を見て飛び起きました。そして原稿に取り組む。
 
 思い返してみると、原稿の仕事が滞っており、そのことが強迫観念として「夢」にあらわれたようです。夢の内容も書いてみましたが、読み返してみると、「いよいよコイツ壊れたぞ」と呆れられかねない内容なので、アップしないこととします。

 ボクの周囲には原稿ぶっちしても平気な人もまれにいますが、根がまじめな人間は、このあたりの養生も時には必要のようです。

 閑話休題。それにしてもパソコン遠隔操作事件の某、「あの人」に風貌もキャラもほんとよく似ているんだよな~(笑)。

 
 
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勝海舟書幅一帖 明治十四年(1881)仲秋

勝海舟3 勝海舟1

 勝海舟の書幅一帖入手。絹地の古色蒼然としたところが気に入りました。

孤峯秀秋旻對之可養
眞擾々成何事時危思偉


 辛巳仲秋 海舟

孤峰秋旻に秀なり。之に對して眞を養ふべし。
擾々として何事をか成さん。時危うきに偉人を思ふ。
                  ※「旻」は「秋空」の意。

  字句に若干異同のある軸もいくつかあるようです。
(孤峯秀碧旻観之可養眞擾々成何事時危思偉人 「秋-碧」「對-観」)

 明治14年、海舟家は嫡子・小鹿(1852-1892)が、兵学校練習船の「摂津艦」副長兼砲術課副課長として乗員の指導にあたるも、この年4月には療養を願い出て、任を離れています(『海軍兵学校沿革』)。
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川村裕子著『平安女子の楽しい!生活』


平安女子の楽しい!生活 (岩波ジュニア新書)平安女子の楽しい!生活 (岩波ジュニア新書)
(2014/05/21)
川村 裕子

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 川村先生の新著はジュニア新書。イラストもさりながら、先生の工夫がちりばめられており、女子目線の楽しい本となっています。ジュニアでなくともぜひ御高架をお願いします。
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原岡文子・河添房江編『源氏物語 煌めくことばの世界』、久保朝孝著『女たちの光源氏』


源氏物語煌めくことばの世界源氏物語煌めくことばの世界
(2014/05)
不明

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女たちの光源氏 (新典社選書 65)女たちの光源氏 (新典社選書 65)
(2014/05/20)
久保 朝孝

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 編者、執筆者のみなさんから拝領。久保さん以外は全員女性研究者。二冊とも贈ってくださった方もおいでになります。のべ30名超、各位の学恩に感謝します。
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