物語学の森 Blog版 2014年03月
物語学の森 Blog版
このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。
リサーチ甘くない?
 春の嵐の中、新宿で出版の打ち合わせ。この版元さん、イメージ的に右肩上がりの感が抜けませんが、社風というか、やはりどこかにそんなイメージを裏書きする発言もちらほら。しかも、初めて進出する分野のようで、話しているうち、だんだん…???。「リサーチ甘くない?」。「ひと山当てよう」なんて発言は控えたほうがよろしかろう、と思いつつ大江戸線経由で帰宅しました。こちらは責任は果たしつつ、やる気満々の先輩と若い人に任せて、自分が作りたい本をじっくり考えることとして、もうしばらく読書三昧の日々を送ります。
 

 
2014-03-31 Mon 08:04
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三橋健著『かぐや姫の罪』
かぐや姫の罪 (新人物文庫)かぐや姫の罪 (新人物文庫)
(2013/08/08)
三橋 健

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 アマゾンの自著にヒットするので気になっていました。「参考文献」に挙げて頂いている場合が該当します。著者は神道が御専門、この本も古代日本人の心性を基盤にした読みが提示されています。國學院大学図書館蔵のハイド本『竹取物語絵巻』がトリミングされてはいるものの、フルカラーで収載されています。
2014-03-30 Sun 07:40
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チァイナドール 晋中菜
 一昨年移転して完全予約制となったチァイナドールに初めて出向きました。志木駅西口からだとかなり歩きますが、桜前線北上中の陽気な気候で寒くはありません。大学の先輩の地元であり、我が家からも遠くはないところ、ランチも静かに楽しめそうです。

 大学院の先輩ご夫婦のお嬢さんが、某大学院で『万葉集』を専攻なさっていると聞かされたので、研究室で発行されている研究誌を確認したところ、昨年の号の論文を拝読していました。「オレもしっかりしなきゃなぁ」、とため息ひとつ(苦笑)。

 
2014-03-29 Sat 07:44
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河添房江著『唐物の文化史』
唐物の文化史――舶来品からみた日本 (岩波新書)唐物の文化史――舶来品からみた日本 (岩波新書)
(2014/03/21)
河添 房江

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 著者から拝領。いつもありがとうございます。図版の使用料が高騰しつつあるにもかかわらず、これも充実。「唐物」はなんと言っても現物を示すことにあります。また、新書版の中にエッセンスを濃縮した著者のご努力と、編集者さんの力量に感謝します。講義の指定図書、夏休みの課題図書にして若い人に広く読んでもらおうと思います。
2014-03-28 Fri 06:47
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ようやく合点のいった話。
 二月の初頭、住宅ローンの金利引き下げ交渉中であることを書きました。書庫書斎のほうの交渉は、担当者が同郷であることもあって、ほぼ一ヶ月で話がまとまり、借り入れ当初の1992年の金利と比較すると、なんと1/5の水準まで下げていただくことができました。総返済額で334万円(このうち今回分55万円)減。顧客のことをネットで調べていたらしいことも判明したので、これから交渉の方はご留意を。
 ところが、このメガバンクでも個人の住宅ローン二つ目はNGとのことで、借り換えは諦め、借入先の銀行と交渉することに。ここはすでに一昨年、1.2㌫の圧縮に成功していたためか、「まだ下げたいんですか」と渋々。それでも他行に逃げられる可能性もあると見込んだのか、二月初頭の条件提示以後、約一月も結論を引き延ばされた末、こちらの手練手管もあって(詳しくはお尋ねください)、昨日ようやく、返済予定表が届いて決着。こちらは、8年前の借り入れ時点で低金利時代ではあったものの、当初の約半分以下に下げてもらえました。二度の交渉の末、総返済額は859万円減。明るい老後が見えてきました(苦笑)。 


2014-03-27 Thu 07:59
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消される「解説」
昨日の予習をもとに古典講座。テキストは、初版が昭和27年の改訂版ゆえ、「解説」の1頁で精確な記述を残して消してゆくと、9割近くが信用できないデータと判明。信用できる「年表」と本文だけを頼りに、以後、慎重に予見を除きつつ進めることになります。

 伝記関係の拙文もすべて以後、時間をかけて見直すこととします。

2014-03-26 Wed 07:53
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早稻田の図書館へ。
 明日の古典講座の予習のため、急遽、所蔵が確認された早稻田の図書館に向かう。それにしても今までの研究が瓦解するような論攷が出てくるなんて…。まさに「後生畏るべし」。
2014-03-25 Tue 07:34
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墓参、そして伊那駅伝

 彼岸の墓参。浅間山はまだ冠雪中。

 
  春の高校伊那駅伝を観ていたら、首位争いより佐久長聖高校を映している時間のほうが長く感じられた上、解説者の専修、東海大の両監督も長野県出身と来て、ようやく長野ローカル放送だと気づきました(笑)。というより、県外は有力高校招待と県内高校ほぼ全陸上部と言う構成。
 男子6位の仙台育英のアンカーは一年生の只隈健太選手。どこかで聞き覚えがあるなあ…と思っていたら、ご出身は東松山市の由。世の中、時間は確実に過ぎていることを、あらためて実感しました。

2014-03-24 Mon 06:53
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持ち歩いている本

 またまた信州に帰省。群馬のトンネルを抜けると雪がまだまだ残っています。 家ではこれらを並行して読んでおります。
  今年は秋から廉価の本がいくつか出る予定。専門書は来年以降、1年1作のつもりです。

2014-03-23 Sun 06:02
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津田博幸著『生成する古代文学』
生成する古代文学生成する古代文学
(2014/03)
津田 博幸

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津田さんから拝受。14年ほど前、古代文学研究会・物語研究会でシンポジュウムを開催しました。その成果は下記の本に収められています。『日本紀講』が平安王朝史の知をどのように生成したのか。今読み返すと、固定概念を揺るがす知的興奮を覚えます。これはそれなりに学殖も広がったと言うことでしょうか。脳内刺激を賜りました。ありがとうございます。

 森話社のサイトはこちら


“源氏物語”の生成―古代から読む (古代文学会叢書)“源氏物語”の生成―古代から読む (古代文学会叢書)
(2005/02)
津田 博幸

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2014-03-22 Sat 06:09
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