物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

琴曲「楚妃嘆」

 琴の稽古。「楚妃嘆」。先生は「簡単でしょ」と仰るけれどもこちらには至難の業であることは言うまでもありません。この曲は、王昭君とならぶ名曲であることは以下の如くです。

 『楽府詩集』巻29「相和歌辞」四
 【吟嘆曲】《古今樂錄》曰:「張永《元嘉技錄》有吟嘆四曲:一曰《大雅吟》,二曰《王明君》,三曰《楚妃嘆》,四曰《王子喬》。《大雅吟》《王明君》《楚妃嘆》,並石崇辭。《王子喬》,古辭。《王明君》一曲,今有歌。《大雅吟》《楚妃嘆》二曲,今無能歌者。古有八曲,其《小雅吟》《蜀琴頭》《楚王吟》《東武吟》四曲闕。」

 【楚妃嘆】晉·石崇劉向《列女傳》曰:「楚姬,楚莊王夫人也。莊王好狩獵畢弋,樊姬諫不止,乃不食禽獸之肉。王嘗與虞丘子語,以為賢。樊姬笑之,王曰:『何笑也?』對曰:『虞丘子賢矣,未忠也。妾充後宮十一年,而所進者九人,賢於妾者二人,與妾同列者七人。虞丘子相楚十年,而所薦者非其子孫,則族昆弟,未聞進賢退不肖也。妾之笑不亦宜乎?』王於是以孫叔敖為令尹,治楚三年而莊王以霸。」《樂府解題》曰:「陸機《吳趨行》云,『楚妃且勿嘆』,明非近題也。」按謝希逸《琴論》有《楚妃嘆》七拍。
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体質の変化か。

 夕方からの研究会に出向く。情報量が豊かで知的欲求を満たしてくれる時間です。ところが、向かう途中から歯が痛み出し、二次会ではみなさんが心配して下さるほどの状態に。持ち合わせの鎮痛剤がまったく効かず、これは困ったなとか思っていたところ、自宅に帰って別の痛み止めを服用したら痛みは徐々に薄らいですっかり安眠できました。

 体質が変わったものか、来月の定期検診で聞いてみます。
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オリンピックの時間

 ソチオリンピック閉幕。閉会式を観ながら、つぎは平昌、その前に夏のリオが二年後、東京が六年後と巡る時間と空間のことを考えていました。葛西選手ではないが、韓国なら観戦も可能。外国にはかれこれ二十数年出ていません。目標を作らないと実現しないので頭に入れておこうと思います。東京ならもっと実現性は高いのでこれも有り難いことです。

 ただし、健康でいないと何の意味もないので、ジムへ向かう。「お客様のご意見欄」の掲示板があって、今日は二通。あの大雪の15日に来たのに臨時休業はけしからん、と言う内容でした。あの日に来るなんてなんと熱心な、と思いつつ、坂の上に立つこのジム、自転車にしろ、車にしろあの日は危ないことこの上なし。インストラクターさんに聞けば、全員出社で雪掻きをしていたとのこと。しかも沿道では車がすでに立ち往生していたと言うから、休業判断は致し方なかったろうと思います。

 いずれにせよ、こちらはこちらのペースで健康維持に努めます。

 雪害に対して、助成金を検討と安倍首相。これは助かります。
  
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ビニールハウス倒壊。



 倒壊した我が家の畑のビニールハウス。多くの家で柱の弱い車庫が倒壊して車もいたんだ模様。雪かきに精を出し、塩化カリウムを撒きました。こうすると雪は溶けやすい。太陽も雪山を小さくしてくれました。
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実家の雪かき


 こんな豪雪経験ありません。
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原豊二・劉暁峰編『東アジアの音楽文化』

東アジアの音楽文化―物語と交流と (アジア遊学170)東アジアの音楽文化―物語と交流と (アジア遊学170)
(2014/02/14)
不明

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 編者、執筆者のみなさんから拝領。ありがとうございました。充実の論集で、力作論文、新知見もたくさん盛り込まれています。

 例えば、山寺論文の『碣石調幽蘭』の序に見える「丘公」は「丘子明」の可能性もあること、「宣都王叔明」は、はやく荻生徂徠に「宣都ノ王、叔明」と指摘されていたこと、などは、次に自著をまとめる際、必ず書き加えておかなくてはならない事柄です。ただし、山寺論文、御本も同様に、先行研究としてある日本文学関係の成果が取り込まれていないのは瑕瑾と言えるでしょう。
 赤澤論文の音楽の場の復原も有り難い成果でした。この本は品切れ必至、はやめの購入をお勧めします。

 
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キャスティングの難しさ。

 昨年秋の学会でお話があった研究叢書の一編に名を連ねることになりました。自身単独の企画物も先行類書を研究中。徐々に人選も進めます。今回は少数精鋭の予定。

 それにしてもキャスティングは難しい。今朝も、首相の意向が反映したと覚しきモリだかモミだかのふたりの長が、失言を連発して老醜を晒しているニュースがネットを賑わせています。高支持率とは言いながら、第一次の組閣時も「おともだち内閣」と揶揄されて国民から見放されていったことが想起されます。総理も自身より年長者の放言に頭の痛いところでしょうが、花を持たせようとして失敗、これは誰しも似たような経験があるのではないでしょうか。

 要は、キャスティングをしても、思い通りに人が動いてくれない(書いてくれない)ことが結構あると言うこと。注文通りに書くのがプロとは言いながら、自己主張をしたくなるのは人情。この兼ね合いが上手く行かず、時に編集者さんに迷惑を掛けたこともいくどかありました。こうなると自己主張さんの次の起用はありません。

 となると、実績のない若手より、計算の立つベテランを起用するほうが安全。安全運行か、若手の抜擢か。プロスポーツの監督はリスクはありながら、だから魅力があるとも言える。学会シンポジュウムの企画もこれに同じようなことが言えます。

 失言のご老人ふたりは自発的な勇退が晩節を汚さずにすむと思いますが、如何でしょう。
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登記は自分で

 登記関係の処理を行う。二十数年前に自宅を購入した時、練馬の司法書士さんの登記関係の経費に、志木での宿泊代8,000円が含まれていて吃驚したことがありました。練馬と志木はどんなに頑張って遠回りしても1時間、東上線の運賃なら200円以下だったはず。すべて支払いが済んでからのことだったので何も言いませんでしたが、「こういう慣例か」と腑に落ちないところではありました。不動産屋さんもバブルの余韻もあって、このめちゃくちゃな請求もあったかと思われます。

 そんなこともあって、登記関係は自分でやることに決めてあり、ネット関係でマニュアルを読み、書類を作って法務局へ。
 相談コーナーがあって、専門家が書類を丁寧にチェックして下さり、形は整いました。ところが、ここにはコピー機がない。聞けば、関係ない文書までコピーする人がいるので撤去してしまったとのこと。このあたりはすぐ側にコンビニがないので、結構歩いて処理を終えると小一時間。いったん自宅に戻って書類を整え直すとなると半日仕事になります。

 もちろん、経費は登記代のみで済みました。司法書士さんにお任せすればお手のものでしょうが、滅多にない社会勉強、機会のある方はぜひ実践なさってみて下さい。
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春日残照



ようやく暖かな一日がやって来ました。太陽御苦労様。
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雪対策

 午後から打ち合わせの予定でしたが、東上線のトラブルにより中止。雪の影響があちこちに出ているようで、店に在庫も少なく、物流が滞っていることがよく分かります。先日、ゲラを送ろうとしたところ、「時間指定はお約束できません」と念押しされもしました。

 比較的近所の富士見市体育館は、天井が抜けたと言うし、実家に帰省すると馴染みにしている蕎麦屋「やまへい」の国道18号線は、自衛隊派遣でようやく数百台の車が動き出したという。雪が少ないところなので、想定外の雪害にまさに立ち往生したと言うことでしょう。これを教訓にしないといけません。
 
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