物語学の森 Blog版 2013年10月
物語学の森 Blog版
このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。
夕焼け

 仕事を終えて眺めた夕焼け。なぜかほっとします。

2013-10-31 Thu 08:43
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「看板に偽りあり」の話。
 一流ホテルの表示偽装が連日報道されています。確かに問題はあるように思いますが、「信州そば」など、先日の岐阜の恵那近辺でも見かけたし、以前、山梨清里辺りでも見かけたとことがあります。つまり、信州の周縁でも看板とされているわけです。

 以前食した「高遠そば」はそば粉の産地は山梨県小淵沢市と明記してあったし、このあたり、厳密さを要求されるいっぽう、その許容範囲は維持しておくことも必要ではないか、そんなことを考えています。

2013-10-30 Wed 06:29
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イメージの異なる理由
 
かぐや姫と絵巻の世界―一冊で読む竹取物語 訳注付かぐや姫と絵巻の世界―一冊で読む竹取物語 訳注付
(2012/11/19)
上原 作和、 他

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 先日の学会で、「『かぐや姫と絵巻の世界』に掲載してある絵巻のイメージが、国文学研究資料館のマイクロフイルム版と異なるところがあるのだが、脱落等はないか」とのご指摘を頂きました。
 確認してみると、18面の絵はすべて収められています。原因は、人物、屋敷の構図に焦点化したことによって、絵の構図やイメージが異なった可能性のあることが分かりました。

 具体的には、大伴の御行の「10図」のことで、右側には大きく広がる海が描かれています。これをコンパクトに収めたのが本書と言うことになります。広々とした海を入れると人物達が小さくなってしまいます。

 以前、『人物で読む源氏物語』の原文と現代語訳が対応していないところがあると言う指摘を編集部に頂いたこともありました。聞けば、人物によっては品切れ、品薄の巻とまだ在庫のある巻があるようです。重版は厳しいかもしれないけれども、書籍版ではなく電子版なら補訂も可能かも知れません。

 
  

2013-10-29 Tue 06:50
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中古文学会@東北大学



先日青学会館で撮影したハロウィンのデコレーション。もったいないので載せておきます。




 半年ぶりに仙台へ。台風通過で雨模様ながら、到着したらすぐに牛タン。いささかメニューの写真とボリュームが違う気もしたけれど、懇親会でも頂けました。いろいろな細かいところに気遣いがある大会だったと思います。
 発表もすべて拝聴、本もたくさん購入、あるいは予約。
 
 二日目は快晴。紅葉し始めた青葉城跡のキャンパスを吹く風が快い。発表者、関係者の皆さん、ご苦労様でした。来春は、開催会場唯一の地元市民。武蔵野の当地でお会いしましょう。

 

2013-10-28 Mon 06:17
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崇高なる戦い
 先日の会合でお声を掛けた先生のブログに、ボクの発言が記されてありました。お付き合いが始まり、すでに15年、がんとの厳しい戦いを綴っておられる。その前向きな姿勢は崇高なる戦いと言うべきか。転移の由ですが、病院から出講なさると言う。ただただ御快癒を祈ります。

 6年前、学会賞を授けて下さった会長が文化勲章受賞。お慶びを申しあげます。




2013-10-26 Sat 06:55
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厳松堂書店の出版活動
 紫式部学会の「むらさき」は戦前版と戦後版があることは知られていますが、戦前版の後継雑誌として「藝苑」厳松堂書店(6巻3号(1944-1949)で終刊)があることはあまり知られていません。
「むらさき」戦前版に関しては、櫻本富雄さんの「忘れられている月刊誌『むらさき』(余話 10)」があります。
 
 「藝苑」もこの編集方針を、さらに高学歴女性向けに特化したもののようで、「恋愛」や「大学の男女共学化」をテーマとした特集号もあり、後者には東大の教員として久松潜一、学生として稲賀敬二が執筆しています。ただし、国立国会図書館本のマイクロフィルムでは判読しがたい箇所が続出。保存状態のよい本を探索しています。


2013-10-25 Fri 07:09
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東京メトロ副都心線
 東京メトロ副都心線が横浜まで相互乗り入れとなって以降、それまでほとんど乗らなかった東上線朝霞駅を起点にすることが多くなってきました。先日、新聞の折り込みに入っていた近所の「西武バス時刻表」でも、東武方面への路線バスがかなり増発されていて驚いたものですが、利用者が増えていると言うことでしょう。週末の仙台もこの路線で向かいます。

2013-10-24 Thu 07:11
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健康診断のための心得
 健康診断。マニュアルを斜め読みしたためか、一滴の水も飲まずに臨んだところ、「お水とお茶は大丈夫」と笑われる。何年やっても直前には忘れているので、心覚えとして記します。
2013-10-23 Wed 06:39
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東海大学付属図書館編『桃園文庫目録』下巻
 東海大学付属図書館より『桃園文庫目録』下巻を拝受。いつもご高配に感謝します。上中巻の刊行が昭和61年(1986)。その間、まさしく膨大な文献を皎皎、営々と整理されておられたことに敬意を表します。研二先生が整理されておられた稀覯雑誌もここに整理され、全覧出来ます。
2013-10-22 Tue 07:29
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須藤圭著『狭衣物語 受容の研究』
狭衣物語 受容の研究 (新典社研究叢書 246)狭衣物語 受容の研究 (新典社研究叢書 246)
(2013/10/18)
須藤 圭

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 1984年生まれの須藤さんの第一論文集。精緻で広汎な研究、人が20年掛かるところを、まだ20代で成し遂げたことに敬意を表します。「後生畏るべし」とは彼のためにある言葉だと思います。
2013-10-21 Mon 07:20
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