物語学の森 Blog版 2013年02月
物語学の森 Blog版
このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。
大津直子著『源氏物語の淵源』、『2011年パリシンポジウム 物語の言語』
 大津直子著『源氏物語の淵源』おうふう、小嶋菜温子編『2011年パリシンポジウム 物語の言語』青簡舎拝領しました。ありがとうございます。
 大津さんはほんとうに幸運の女神が微笑み続けている、今最も勢いのある女性研究者。論文引用が同門に片寄っているのが気になると言えば言えますが、二十代の著述だけで三百ページ超えは圧巻の一言ではあります。
 小嶋さんのご本は、震災で大幅な変更を迫られたイナルコのシンポジウムの誌上講演録。物語研究者必読の著述となっています。ありがとうございました。
 
 このところ、ジムに集中的に通った成果が出て血圧が校医さんの至上命令の数値を達成。春には別人の風貌になっている予定です。

2013-02-26 Tue 20:30
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手紙の筆跡の話。
 朝日新聞社会面に、暴力事件で罰金刑を受けた先生の生徒への「謝罪の手紙」が掲載されていました。そこでようやく、まだ賀状の交換のある、かつて御世話になった先生ご自身が当事者と知り、ショックでしばし呆然、そして混乱。確かに、胴着の先生は身内に対して別人のように厳しい男でしたが…。生徒との相性もあり、マスコミの取り上げ方もあり、真相はわかりません。対応した副校長は、高校のマイスターのような、男気のある先生。入学手続きの真っ最中のこの記事、タイミングがいかにも、高校憎し、としか読めないのは、ボクだけでしょうか。

2013-02-24 Sun 12:36
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「孝」と「考」の話
 少し前の話、この9日に中学校の同級会がありました。幹事さんは責任感の強い男。いつもの元気がないな、と思った通り、実はお父さんを看取った直後に会に参加していたようです。
 なかには廿年ぶりの再会もありました。「孝二」君です。ところが名簿を改定する段になって、御本人の申告によると、本名は「考二」なのだそうで、28歳になる息子さんのために戸籍抄本を取り寄せた時、亡くなったお父さんが書き間違えて届けていたことがわかったのだそうです。
 卒業証書をもって役所で交渉したそうですが却下されたとのことでした。ボクは司法書士さんに対応を依頼することを勧めました。
 
 そう言えば、琴曲『広陵散』を稽康から伝えられた袁孝尼。ボクの最初の本で袁考尼と書き誤ったために、ネット上では後者が流通している状態。確かに、当時の文献にも二種類あったのだけれど、冷静沈着に考えれば防げたかもしれないので、参考までに記しておきます。

2013-02-22 Fri 20:04
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スクラムと憩い


  好天の日曜日は埼玉県こども動物自然公園へ。
 すぐ近くの母校のラグビー場では、試合形式の練習中。ボクの体育の授業もラグビーだったのですが、今は人工芝になり、熱心な父母が三十人近く見守ります。「・・・・、やる気ないならみんなに悪いから、今すぐ帰れ」「はい」。厳しい指示の飛ぶなか、スクラムが組まれ、楕円形のボールがこぼれ出た途端、鮮やかなラインがひろがり、パスが回される中、間隙を衝いてトライにひた走る…。大学院生の頃はこの部の絶頂期、よく国立競技場に通いました。
 下って、動物たちに癒される。写真はカピバラたちがみんなで湯に浸かっているところ。春は温泉にでも行きますか。

2013-02-17 Sun 22:13
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神鷹徳治著『白氏文集は“もんじゅう”か“ぶんしゅう”か―“文集”閑談』
白氏文集は“もんじゅう”か“ぶんしゅう”か―“文集”閑談白氏文集は“もんじゅう”か“ぶんしゅう”か―“文集”閑談
(2012/12)
神鷹 徳治

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 神鷹先生より拝領。先生にお会いする度に、一連の「ぶんしゅう」関連論文をまとめて下さるようお願いしていました。「あとがき」にあるように、おまとめになるきっかけは、昨年刊行の『レポート笠間』52号の「座談会」の「もんじふ」派、「ぶんしふ」派拮抗のくだりだそうで、先生の悉皆調査の公刊は、大きな転換点になるであろうと思われます。なお、初期の三編は『人物で読む源氏物語』に転載させて頂いております。

 ともども御高架、ご参照をお願いいたします。


2013-02-15 Fri 08:28
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ご機嫌なり。江戸東京博物館。

 日本橋の上から、江戸時代の中村座を眺めました。車酔いになったひとがいて、主役の少年は、「おねえちゃん、元気ないね」と何度も囁いていました。写真は文明開化時代の自転車です。
 「尾張徳川家の至宝」展は激混みでしたが、「源氏物語絵巻」の東屋巻は、じっくり堪能。都外小学生料金の主役は、「国宝見られたから、元とれた」とご機嫌。ただし、元を払ったのはボクなのサー(笑)。お昼は「ちゃんこ霧島」で。やはり、本場は違いますね。
 帰りがけ、阿部さんファミリーに遭遇。挨拶していたら、主役が追いかけてきて、「誰に挨拶してたの」とまたまたご機嫌。三月は東北に行く予定。夏には、ひとりで新幹線に乗りたいそうです。

2013-02-12 Tue 14:32
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大雪予報は空振り、もしくは降り(振り)逃げ
 友人の見舞いのため、都内の大学病院へ向かう。面会時間まで間があったため、早稲田の五十嵐書店に立ち寄ると、お父さんがいらして、「お茶でもごちそうしましょう」とのことで、喫茶店であれこれお話を承る。データベースが整備されたため、索引類が全く売れなくなったこと、ただし、精読するための本は相変わらず必要とされていること、そして、鬼籍に入られた泰斗の蔵書の行方など。
 話のネタに、一昨年の早稲田の図書館で行われた「九曜文庫」展の我がやんちゃボーイズの武勇伝写真をお見せすると、大いに喜んで下さいました。

 見舞いで身近な話題をひとくさり。当今、リテラシーが麻痺していたようで、まさしく「岡目八目」、前代未聞の渦中にあることをようやく認知した次第。まず、「ガバナンス」を早急、かつ穏便に是正する必要があるように思います。明日からさらに気合いを入れて臨みたい。



2013-02-07 Thu 08:33
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今朝の朝日新聞朝刊の暴力事件簿
 二校並んで二十代非常勤だったところ。暴力事件恒常的多発校でした。中には責任とったはずの先生が首脳に復帰していたりする。考えてみると、かなり波瀾万丈な人生であることだ。

2013-02-05 Tue 21:33
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母校でキャリア講座 第九回「ようこそ先輩」

 母校でのキャリア講座 第九回「ようこそ先輩」に招かれ、教育実習以来、27年ぶりに訪問しました。
 大学教育は他に、オペラ歌手でo大教授の三期先輩の先生。高校教諭、幼稚園教諭、保育園長、さらには、地域医療の先駆け、佐久総合病院からは看護師さんから臨床検査技師さんまで、5人。確かに医療従事者志望が多かったことを思い出しました。
  ボクのテーマは「少年老い易く学なり難し」。
 熱心にメモを取りながら聞いてくれました。
 ご担当はボクが在学中に併設されていた定時制で教鞭をとられていた先生。教育実習の時はそのお父様が校長先生で緊張しながらご挨拶したのを覚えています。野球が好きで、まだなかった野球部を創部、転出された私立高校は甲子園に駅伝に、全国的に知られる有名高校に育て上げられました。
 充実した気持ちで校門を出て、懐かしの駅伝コース、校庭から眺めた浅間山。懐かしい、いとおしい時間でした。ありがとうございました。

2013-02-03 Sun 07:40
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