物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

私の歩み



  私の歩みを担当教員が話す企画がありました。ポートフォリオを回収したなかにあった一枚です。
別窓 | 大学での御仕事の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

『光源氏物語傳來史』正誤表 2012.04.25版

 ※+は右から、-は左からそれぞれ数えた行数であることを示す

17頁 +3行目 ○朽木文庫           ×朽本文庫 (中島和歌子氏ご教示)  
135頁 -5行目 ○蒐集家でもないけれども    ×蒐集家はもないけれども
152頁 +7行目 ○十一号(二九〇頁参照)    ×十一号(二八二頁参照)
162頁 +3行目 ○このような大島本の      ×このよう大島本の
171頁 +2行目 ○契深(ちぎりふか)く     ×契(ちぎり)く
192頁 -5行目 ○であると言えよう        ×である言えよう
229頁 -4行目 ○に詳しいところだが      ×に詳しいところが      
235頁 -1行目 ○桃葉会            ×桐葉会  (池田研二氏ご教示)      
236頁 +1行目 ○桃葉会            ×桐葉会 (池田研二氏ご教示)
283頁 +10行目 ○二月まで所有していた     ×二月までの所有していた
 

光源氏物語傳來史光源氏物語傳來史
(2011/12/08)
上原 作和

商品詳細を見る
別窓 | 源氏物語の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

資料と史料。

 編集関連の仕事で研究史を論じた文章をチェック。和歌関連の研究者が、かな散文、和歌等を「資料」、古記録等の文献を「史料」ときれいに使い分けているのを見て、「歴史学では全部「史料」だったよな」とひとり得心していました。歴史文献との接触が多い和歌研究ではより厳密になっているものと思われます。

 ただし、以前信仰のようにあった「史料=史実」、「かな散文=虚構」の図式がなりたたないことは、特に『御堂関白記』『権記』等の官人日記の研究が進んできたこともあり、かなり広く浸透してきたように思います。
 いずれにせよ、歴史学と文学、テクストの呼称も隣接諸学の連携、活性化ということもありますから、揃えた方が良いように思っています。きちんと意見交換をする機会を持ってみるのも良い。如何でしょうか。
別窓 | 源氏物語の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

ジョハリの窓と〈私〉領域

 第二週の演習で「ジョハリの窓」を援用してコミュニケーション力を高める簡単なトレーニングをしました。本来は第一週のメニューなのですが、入学直後と言うこともあり、一週送りとしたわけです。
 
 なかに、グループワークが苦手で、まったく話せない、あるいは緊張して震えていると言う学生も存在します。かつて、このようなメンバーがいた心理学専攻の女子学生が「▲△君の心の中が知りたい」と言うレポートを書いてきて、「心理学専攻の子はこういう風に考えるものなのか」と感心したことがありました。

 考えて見ると、このブログも〈公〉領域と〈私〉領域の境界を「物語」化したテキストなのですが、もちろん〈私〉領域完全公開というわけではありません。むしろ、当然のことながら現在進行形の話題は書かずにおいて少し落ち着いてから考えることにしています。

 ただひとつ、念じているのは、常に進歩し続ける努力は惜しむまい、と言うこと。研究においては「一作一面貌」、これが表現可能な〈私〉領域と言うわけです。
別窓 | 生涯稽古の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

翰林書房新刊三冊。

平安後期物語
平安文学十五講
「記憶」の創生―〈物語〉1971-2011

利便性の高い教科書に物語研究会創立40周年記念論集。御高架のほど。
別窓 | 源氏物語の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

学会発表は「通過儀礼」。

 一週間の講義がようやく一巡。今年は時間割を多少いじったので、日の落ちないうちに研究室を離れることができる日もあってありがたい。
 兼任先の大学で、発表者がいないと言うことでお声が掛かった人とか、発表者が全然足りないので誰かいないか、と言う話を立て続けに聞きました。昨年は地震のこともあって、大学そのものが始まっておらず、極端に出足が悪いまま締め切りを迎えてしまったようなところもありましたが、今年はその余波と言うべきか。いずれにせよ、ここのところ、発表申し込みの要旨を査読して絞り込んだという話を聞いたことがありません。

 確かに、機関誌は査読論文として高い評価が与えられますから、大会でわざわざ口頭発表しなくても、審査にパスして掲載されれば何の問題もなく、業績としてカウントされることは確かです。だが、それは、たんなる「数字合わせ」でしかないと思います。国文学系の学会はいずれも千人程度。口頭発表がかたちになったものをまず読み始めるものではないでしょうか。またこれは、いきなり投稿して採用された論文より、遙かに「記憶」に残るものであると思います。
 ここ十年近く発表者を出していないにもかかわらず、掲載論文をたくさん確保している大学院も少なからずありますが、指導者はぜひとも毎年発表者を出して頂きたい。それが学会の活性化になるのだ、と言う当たり前のことを再確認しておきたいと思います。
別窓 | 生涯稽古の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

物語研究会編『「記憶」の創生 物語|1971>>>2011』翰林書房




二年越しの懸案。ようやく刊行なる。会員は積極的に広報しましょう。
別窓 | 源氏物語の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

怒涛の日々始まる



 業務の一環で名誉教授称号授与式に参列。確かに外国の賓客は手厚くもてなさないといけません。学長の英語も流暢でありました。
別窓 | 大学での御仕事の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

早起きは三文の得か。

 明日からスタートの全学横断型授業の最終チェック。準備万端、ひととおり話がまとまって雑談に。ボクが早起きだと言う話題になり、生活サイクルを聴かれる。ボクの就寝時間に事務局はまだ大学にいることもあるそうで、ひたすら恐縮。ただし、徐々にスタッフは増員されています。

 とは言っても、帰宅は16時。またまた申し訳ございません。結局、溜まった礼状は一枚も書けずに怒濤の日々をまた迎えました。


 
別窓 | 大学での御仕事の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨

研修、研修。

 連日研修。ひとつはボクが新年度授業アシスタント勤務予定の学生さん向けに実施したものですが、多くは教員間。とりわけ、今年も二回受けた学生対応の研修が役に立つものだと思いました。ただし、7.8人にひとりは「発達障害」だと言われると、そう言う視点で行動を眺めてしまうのは宜しくありません。

 ポストイットに感想を書いて、模造紙に貼り付けると言う作業で、ひとりだけ、糊面上下さかさの上、ネガティブな意見を書き連ねているのを見て、「この人…」と思ってしまったのは危険な直結であるとは思います。

 ただし、みんなと同じことが出来ない、どこに行ってもトラブルを起こす、あることに対して異常な執着を示す、などの判断基準のいくつかが当てはまると、やはりそのように思いがちになってしまうもの。これは諸刃の剣であると自戒しておきます。

 明らかなのは、とにかくしつこくつきまとうこの春で70歳となる壊れた元教授さん。この人はほぼこの判断基準に該当します。大学でもたいへんなお荷物であったことはよく知られています。これは当局でもそのように診断していて、ボクと同時にまとわりつかれた県警の部長さんともども、いくら黙殺しても今のところどうにも振り払うことが出来ないでいる、このことが満開の桜の下での憂鬱なことではあります。

 
別窓 | 大学での御仕事の巻 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
| 物語学の森 Blog版 | NEXT