物語学の森 Blog版 2011年05月
伊藤鉄也先生編『もっと知りたい池田亀鑑と『源氏物語』』
2011-05-31 Tue 06:15
もっと知りたい 池田亀鑑と「源氏物語」~第1集~もっと知りたい 池田亀鑑と「源氏物語」~第1集~
(2011/06/14)
伊藤 鉄也

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 伊藤先生編の本に「『校異源氏物語』の時代-桃園文庫の人物群像」を寄稿しました。
 さて、一昨日の発表は、申し述べたい最低限のことは無事に伝えられましたが、「戦国時代の『源氏物語』本文史研究」のことゆえ、新美哲彦さんから厳しいご指摘を受けました。勝海舟日記、萩藩の毛利家文庫目録ともに抽象的な記述で「雅康筆『源氏物語』」とは明示されていないためですが、これは致し方有りません。この件、吉見氏の嫡子が途絶した後に大野毛利家を称して以後、吉見家文書はすべて毛利宗家が管理していたと言う傍証を用意してありましたが、質疑応答のみでは説明不足で質問者の納得を得られないようでしたので、このあたりを丁寧に文章化したいと思います。
 なお、当日、佐渡時代の大島本『源氏物語』を所有していた関係者が聴講においででした。「千家」の質疑でも言及したのですが、ヒアリングを行った田中家の三女のご子息のお嫁さんに当たる方で、回答を理路整然と要点を押さえてお伝え下さったので、「これを書いた人はすくなくとも学校の先生か、あるいは学者かもしれない」と思っていましたが近代文学専攻の先生だったのでした。三女にあたる方はわたくしの母と同年でしたが、やはり先生も同世代でした。発表前、同僚の先生にこのことをお尋ねしたところ、発表後、「先生のお捜しの人はこの人です」と紹介され、腰を抜かすほど驚きました。地方紙の新聞記事、小説の研究もなさっておいでであり、今後とも調査にご協力頂けるとのこと。ただし、ヒアリングを行った田中家の長女の方もこの春に亡くなり、アプローチのきっかけとなった佐渡で田中家に行儀見習いに通っていた94歳の女性も面会謝絶の重篤とのこと、残された時間はほとんどありません。とりまとめ、追加調査を急ぎます。

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学会報告無事終了。
2011-05-30 Mon 13:57
20110529180106 (2)
日本女子大学での学会無事終了。パワーポイントの設営にかかわってくださった会場校のスタッフのみなさん、司会の労をおとり下さった実践の横井先生、質問に立ってくださった先生方に御礼申し上げます。近い将来、単行本にいたします。ありがとうございました。
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卒業写真 2011。
2011-05-26 Thu 04:58



日程の希望を尋ねたところ、この日が良いとのことだったので、急遽撮影して頂きました。集合時間に間に合わなかった人もアルバム掲載用の本物にはしっかり映りました。
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リハ-TAKE2
2011-05-24 Tue 06:32
気候の変わり目ですっかり体調を崩しました。論文演習は来週のリハをさせてもらう。これを二回。指摘を受けてパワーポイントの順番を入れ替える。ついでに資料の誤植まで見つけてもらえました。23;15でまとまっていたようだから、少し余裕を持って望めそうな気もしてきました。
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川村裕子先生著『王朝文学入門』、瓜生中『ブッダの言葉』。
2011-05-23 Mon 06:08
 川村裕子先生より『王朝文学入門』、角川の高橋さんから瓜生中『ブッダの言葉』を拝受しました。いつもありがとうございます。
王朝文学入門 (角川選書 489)王朝文学入門 (角川選書 489)
(2011/05/25)
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ブッダの言葉  生き方が変わる101のヒント (角川ソフィア文庫 N 203-2)ブッダの言葉 生き方が変わる101のヒント (角川ソフィア文庫 N 203-2)
(2011/05/25)
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団扇の中の『紫式部と和歌の世界』。
2011-05-22 Sun 08:18
 社長さんより完成の連絡が入った『紫式部と和歌の世界』のカバーをこのブログの団扇の裏面に見ることが出来るようになりました。どうぞよろしくお願いします。
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伊藤禎子著『『うつほ物語』と転倒させる快楽』
2011-05-20 Fri 07:30
 伊藤禎子
『うつほ物語』と転倒させる快楽『うつほ物語』と転倒させる快楽
(2011/05)
伊藤 禎子

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さんからお送り頂きました。「あとがき」の文章は多少面はゆい思いもしますが、嬉しい成果として今後の大成を祈念します。
 伊藤さんの「あとがき」を読んでいて、その昔、萩谷先生が「ボクには弟子は沢山いるが後継者はいない」と講義で宣言していたのを思い起こしました。むずかしい弟子どおしの人間関係を慮っての発言として聞きましたが、永遠の叱咤激励と今は受け止めています。

 最近、久方ぶりの『うつほ物語』の音楽論を書きました。7月にはかたちになるでしょう。
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時間の使い方。
2011-05-14 Sat 05:46
 ようやくすべての仕事が始まって一週間。とりわけ金曜日の教室は蒸し暑く、時に五月雨になったりと言う空模様でもあり、帰宅したらすぐにぐったり。校務も授業の後、会議、そして業者さんとの面会まであり、時間の隙間を上手に使ってゆかないと何も進みません。時間の使い方を考えましょう。
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久しぶりの遠征。
2011-05-13 Fri 05:45
 雨。午前中会議の後、千葉市原へ久しぶりの遠征。お久しぶりの先生もいらして、帰りがけ、いろいろな話をお聞きする。ニュースキャスターのように華やかな脚光を浴びている人には、変な取り巻き集団が出来て、そうした人たちも抱えておかなくては業界ではやって行けないと言う話。話題の某氏も学位は危ないところから取得したと言う報道もありました。これもまた修行なり。
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『議会制度百年史』。
2011-05-12 Thu 07:05
 今季初、都内横断の日。『帝国議会資料』には、お目当ての人物も名を連ねる文献はあったものの、プロフィールは『議会制度百年史』の『衆議院編』にようやく見つける。こちらは渋谷の四大図書館に開架になっているというので少し早めに出掛けてみました。そのお目当ての人物とは、「波多野伝三郎」。吉見氏の重臣に、やはり波多野氏がいるのですが、こちらの波多野氏は長岡出身。勝海舟のところにも出入りした、ボクにとってのキーパーソンです。

 図書館でガイダンスして頂き、その特別特別室で「桐壺」巻を読みました。七月上旬で授業打ち切りが早々に決まっており、来週からは発表になります。夕方は三田。雨の中、帰宅できたのは11時を回っていました。

この間、倒壊して放置してあった研究室の本棚を大学が補強して下さったとの連絡が入りました。震災から二ヶ月、こちらもプチ復興です。
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