物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

石井清純著『禅問答入門』

禅問答入門 (角川選書)禅問答入門 (角川選書)
(2010/05/25)
石井 清純

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 角川の高橋さんから頂戴しました。いつもありがとうございます。「禅問答」と言えば、「一休さん」。今で言う「なぞなぞ」の走りですが、この本には、その成立、理念が平易に語られています。

 今日のグループワークの授業で、長身の男子二人が、ブルーと黒柄でチェックの全く同じパーカーを着てきたので、周囲もご本人達もかなり意識して、離れたポジションを保っていました。発表時、強引に並んでもらったものの、写真撮影は固持されてしまいました。まさしく修行が足りないようで…。
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古典籍争奪戦。

 学会明けでの仕事はきついけれども滞りなく講義を続けております。
 青学から慶応へ移動、『小右記』はスカイプで、ロンドンと中継で会話しながら、ツイッターと併行してデータを更新しつつ進めました。二次会は、発表者と司会者の慰労会。経験を積んで、大成していただきたいと思っています。

 帰宅すると、古典籍の目録が届いており、翌日、さっさく電話。何度目かのチァレンジで、版本の『竹取』『伊勢』はゲット、古写本はすでに取り逃がしました。やはり、朝いち勝負のようです。
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倉田実編『王朝人の婚姻と信仰』

王朝人の婚姻と信仰王朝人の婚姻と信仰
(2010/05)
倉田 実

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 先週、編者の還暦を期して刊行された本として頂戴しました。記念論文集というと、知己や門下生の論文集が定番ですが、この本は本格的な研究書としてまとめられています。いつもの学恩に感謝します。

 さらに大内英範著『源氏物語 鎌倉期本文の研究』おうふう も拝領。これは極めて重要な研究成果であり、ぜひ多くのみなさんに読んで頂きたい本です。追って詳しくご紹介します。

 土日は、慶應義塾大学で中古文学会。悪天候にもかかわらず、立ち見の人が出るほどの大盛況。新幹線組のみなさんにもたくさん声を掛けて頂く。研究発表からもたくさんの示唆を頂戴しました。
 多忙につき、ブログの更新が滞っているとハッパを掛けられたので、ぼちぼち更新しますから、またアクセスして下さい。


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小松茂美先生と『古筆学大成』

満身これ学究―古筆学の創始者、小松茂美の闘い満身これ学究―古筆学の創始者、小松茂美の闘い
(2008/12)
吉村 克己

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 小松茂美先生が亡くなったと言うニュース。我が家には、先生から頂戴した書状が額装にして掲げてあります。先生の書簡は、薄様の半紙に流麗な筆書きで、当時、判読不能なところを萩谷先生に読んで頂いた思い出があります。お送りした論文は、『古筆学大成』の解説に紹介して頂きました。著作集も出ており、功成り遂げた人物の長逝と言えるでしょう。
 有力なスポンサーだった旺文社の方針からか、センチュリーミュージアムの再開は遅れ、多くの館蔵品は慶應義塾大学に寄贈されたようですし、『浜松中納言物語』の校本作成の資料は鶴見大学図書館に寄贈されたとのことで、多くの人に活用されるものと思われます。

 萩谷先生と講演前にお伺いした時、こっそりと「あなたは幸せな方だ」と仰って頂きました。師の世代が鬼籍に入りつつある中、あの時の小松先生のことばの意味をかみしめています。

 
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終わりのない唄。

 

 十数年ぶりの高校の同級生と待ち合わせは東京国際フォーラム。容姿がかなり異なっていたためか、数カ所待ち合わせ場所を変更してなんとか合流。昨年暮れから生活をリスタート、ふたりのお嬢さんと暮らしているとのこと。その昔、作ったデモテープにベースをかぶせたりして作り直したので、今度送ってくれるそうです。
 コンサートの二度目のアンコールはしっとりと。隣にいたボクよりも遙かに年長の女性が、帰り際、しずかに涙をぬぐっていました。
 
 学会前で、論文抜き刷り、新著もたくさん頂戴していますが、礼状は書ききれないかも知れません。中に「どんなに出来が悪くても、必ず読んでくれると思ってまず送ります」旨の添え状を頂戴していました。紛う事なき研究史に名を残す為事をなさった方ですが、ふとこの唄が重ね合わせられたのでした。
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太田敦子著『源氏物語 姫君のふるまい 』

源氏物語 姫君のふるまい (新典社新書50)源氏物語 姫君のふるまい (新典社新書50)
(2010/05/14)
太田敦子

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 太田さんの初の著書は今までの研究のエッセンスを凝縮し、洗練された新書版となって登場。次作は単行本ですね。
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永井先生講演会無事終了。



 講義を終え、待たせた車で中央フリーウェイで都心を横断、ちょっと大名気分で会場に到着。舞台の袖で予習に専念、つつがなく講演会のインタビュアーを終えました。朝から並んだファンの方もいたようですが、満足してお帰り頂けたようで何よりでした。
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『王朝文学と隣接科学』完結。

 河添房江編『王朝文学と服飾・容飾』、高橋亨編『王朝文学と物語絵』竹林舎の二冊が相次いで刊行され、完結しました。前者は編者、執筆者の皆さんから頂戴し、後者は執筆者として。重厚な論文が陸続と並んでいます。
 
 週の後半はミーティングのの連続で、椅子の暖まる暇もありません。どうしたことだ!
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鰻で験直し。

 雨。早朝、電話先のお役人さんが不機嫌で、対応頗る悪ろし。古典講座は新規参加者も得て座席も満杯、これはよし。
 出校して、愛用のコーヒーカップを割り、職員さんふたりがあれよあれよと言う間に片付け、掃除して下さる。申し訳なし。ケイタイに「修理が終わった。明日定休日ゆえ七時前までに入店せよ」と連絡。三分前に駆け込むも、駅ロータリーの電飾のケーブルに足を取られ、せんとぽーる大学の満員の学バスの真ん前で転び、手と膝が血だらけ。大ひんしゅくでケイタイにデータを再入力して頂く。30分店員さんの帰宅を延ばしてしまいました。
 験直しに目の前の店に出ていた鰻を衝動的に買って帰りました。こんなこともありますね。

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小山利彦先生著『源氏物語と皇権の風景』

源氏物語と皇権の風景源氏物語と皇権の風景
(2010/05)
小山 利彦

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 小山利彦先生より拝受。ありがとうございました。古代の祭祀空間に関する重厚な論攷を、先生撮影の写真で追体験することができます。ぜひみなさんも御高架下さいますよう。
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