物語学の森 Blog版 2009年12月
物語学の森 Blog版
このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。
万葉の古代
 先日、学会で声を掛けて頂いた上野誠先生からオペラ『遣唐使』の台本に、新著まで拝領。ありがとうございます。正月の持参の本は全部読み切れないかも知れません。いや読まねばならない!
大和三山の古代 (講談社現代新書)大和三山の古代 (講談社現代新書)
(2008/07/18)
上野 誠

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2009-12-29 Tue 07:27
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ふたつのテクスト論。
 いよいよ年の瀬。いつものことながら、年賀状書きが気になります。執筆者の斉藤さんより、話題の新著を拝領。
〈国語教育〉とテクスト論〈国語教育〉とテクスト論
(2009/11/27)
鈴木 泰恵

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 また、豊島先生より、たびたび共同研究会に参加させて頂いている、「源氏物語の本文資料の再検討と新提言のための共同研究」の二冊目の報告書を拝受。
 ともにテクストの本。ひとつは概念で、ひとつは〈モノ〉。これを統合するのがボクのこれからの仕事です。
 さらに、角川の高橋さんより拝領。
堤中納言物語  ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)堤中納言物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
(2009/12/25)
坂口 由美子

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 ありがとうございました。


2009-12-28 Mon 07:55
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クリスマスの過ごし方。
 木曜日。朝いちで都内の有名霊園の脇にある高校で進路講話。大江戸線を経由したら乗車時間は35分。都心が近くなりました。10時30分過ぎにはお役ご免となったので、歴史上誰もが知る陸軍大将夫妻の墓に詣で、この夏お騒がせの某有名人の自宅マンションを脇に見上げながら帰宅。お昼を挟んで今度は西へ。所用を済ませると、秋津駅のケーキ屋の前でおじさんが客寄せにアコーディオンで「ジングルベル」を奏でており、大学同級生経営、清瀬のコーヒーショップ「玄」に立ち寄る。夜からクリスマスパーティ-で貸し切りと言うことで、店頭の灯りを消しての準備中、懐かしい思い出話に花が咲く。彼は学部の三年生のクリスマスイブは上板橋の新装パチンコ屋さんの開店に並んだと言ってモテナイ男自慢をしていましたが、ボクはそこまでしょっぱい青春ではなかったような気がします。彼は昔から小説好きで、金原ひとみは全部読んでいるそう。当方は、芥川賞の『文藝春秋』は購入したし、映画も観たけれど、途中で睡魔に襲われ、ニナガワ監督につられてみたとは言え、もったいない時間だったと言う感想しかありません。ちなみに、彼は卒論で『源氏物語』の別本を研究していた、それはそれは慧眼の人。
 金曜日。再来年刊行のテキストの打ち合わせで、大阪からお見えの先生と東京-神田を歩き、某書院で打ち合わせ。注釈の総字数を固め、組版を考えて頂くことにして、この春はこの註釈で時間と情熱を傾注することに。お昼は、やはり某有名人の記者会見会場となった会館で。昨日今日と某有名人の事跡を回っていたような気がします。夕方、ようやく落ち着いてワインにケーキで、日本人標準型の日を収めることが出来たのでありました。

蛇にピアス [DVD]蛇にピアス [DVD]
(2009/01/23)
吉高由里子高良健吾

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2009-12-26 Sat 08:38
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琴(きん)をどのように知ってもらうか。
 年内僅かと言うところで、『〈琴〉の文化史』も完売。来年、どのようにこの希少なる文化を知って頂こうかと第二弾を思案中。二月には本格的に音楽学部新設のスタジオで先生の演奏を録画収録することになっており、これも含めて展開を考えています。こちらは無料進呈の予定。

アジア遊学126号 《琴》の文化史 東アジアの音風景アジア遊学126号 《琴》の文化史 東アジアの音風景
(2009/09/30)
上原作和

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2009-12-23 Wed 08:29
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論文演習。
20091222071911

 論文演習はいよいよクライマックス研究調査報告。マクドナルド社の企業研究から、死刑制度まで。予算がついたので、これらを集めた「文集」を作り、来年度の履修生の教科書にする予定。ご希望の方はご連絡下さい。

2009-12-22 Tue 07:19
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公聴会と深夜バス。
 快晴。自分の時は非公開であったため、学位請求論文の公聴会なる厳粛な儀式に始めて出席。申請者の論文概要が約30分。その後、質疑応答、懐かしい論文がたくさん並んでいましたし、当方の編集した叢書に再録させて頂いた論文二編も重要な位置を占める構成となっていました。
 午後から引き続き研究会。若い人が頑張っているので、こちらも三冊目の論文集の構想が固まる。今度は廉価にするため、300頁内でまとめる予定。
 井の頭線は終電で、深夜バスはお決まりの運転手さんの斜め後ろの座席をキープ。「お客さん、終電です」と、どこぞのCMさながら眠い目をこすりつつ、寒風の武蔵野を帰宅しました。
 陣野先生より最新刊の
  『研究と資料 源氏物語の言語表現 古代文学論叢』第18輯、武蔵野書院、
 伊藤好英先生より、
  徐淵昊著/伊藤好英・村上祥子訳『韓国演劇史 伝統と現代』朝日出版社
韓国演劇史―伝統と現代韓国演劇史―伝統と現代
(2009/11)
徐 淵昊

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 を拝領。いつもありがとうございます。


2009-12-20 Sun 07:34
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文献探索。
 水曜日は今年最後の週。ただし、出掛けに最終面接故、演習発表が出来ないと連絡が入り、急遽予定を変更して文学館見学へと切り替える。この時期まで就活がずれこんだ年は記憶にありません。返信に「がんばれ」とメール。
 文学館はそれなりに喜んでもらいました。
木曜日以降は、文献読み込み、次作のテキストの構想準備など。必要になった文献の探索は、まず資料館の論文データベースでもヒットせず、関係するいずれの大学も欠本で、早稲田にのみ全冊揃っていることが判明。夕方、戸山図書館で無事入手できました。研究は情報力だと実感しました。
 

2009-12-19 Sat 06:19
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堀 淳一編『王朝文学と音楽』刊行なる。
 堀 淳一編『王朝文学と音楽 〈平安文学と隣接諸学8〉』竹林舎が刊行されました。  

収録内容
Ⅰ 音楽という制度(楽制・楽人と伝承)
Ⅱ 奏でられる「うた」の世界
Ⅲ 王朝文学と音楽
Ⅳ 源氏物語と音楽/全616頁

 ボクも「Ⅳ 源氏物語と音楽」に、

「江戸儒者の『源氏物語』注釈学と琴学史─熊沢蕃山『源氏外伝』から荻生徂徠『琴学大意抄』へ」

を書かせて頂きました。ありがとうございました。次回執筆予定の論文もこのシリーズの絵画と文学です。


2009-12-16 Wed 05:58
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歳末の一風景。
土曜日、青山学院大学で全国大学国語国文学会に委員会から出席しました。議事の進行もスムーズに終わり、シンポジュームまでの小一時間、関係者と楽しい歓談。これがまた楽しい時間でした。
 テレビおなじみの講演者は話も巧みで、質問者への気配りも感じられる内容。明治初期のこの辺りのことは最近興味を持ち始めたところ、今後、勉強したいと考えています。
 大学もいよいよあと二、三週。内容を精選しながら進めます。学生諸君は教員にのみ発表になった専門科目の試験日程の方が気になる様子でした。

2009-12-15 Tue 08:12
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伝家の宝刀。
20091212053908

 雨。明日、上海に帰るという先生が調弦して下った琴の七弦目が切れると言うハプニング。慌てて都内のショップを探して買い出しに。七弦セットとばら売りの所があり、やはり十条の中国屋楽器店さんに向かう。さすがに経年劣化の可能性もあるので、七弦は二つ購入。くわえて、張り替えの一番難しい結びの所を無理にお願いして手ほどきして頂く(結局、自宅で約二時間かかりました)。このモデルもボクのと同型「北京故宮博物館蔵型」ですが、とても良い音が出せる〈琴〉なので、ご購入をお考えの方にはお買い得です。

 帰宅すると音楽について論文を書かれた三角先生から「むらさき」最新号を頂戴していたので、返礼をしようと編集部に電話したところ、「アジア遊学」126号は、ボクひとりで買い占められる残部しかないといううれしい話。図書館等からの注文も続々来ていると言うし、みなさんに悪いので必要部数のみ送って頂き、今後の展開は様子を見て考えることに。
 恥ずかしながら、四桁の発行部数を約二ヶ月で売り切ったことは始めて。考えてみると、学会賞に関わる論文はすべて〈琴-きん〉でした。
 やはり伝家の宝刀と言うべきか。夕方、ボクにとってはそれなりによい知らせも届いていました。〈琴〉よ、今夜もありがとう。ボロ~~ン。

 
2009-12-12 Sat 05:39
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