物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

『源氏物語』と『風姿花伝』

土日ともに『浜松中納言物語』。ほぼ完成系の註釈に再検討を加え、各種索引を用意してその検討を行う。日曜の午後からは『元輔集』の註釈二首。明日からすべての講義が再開となります。
 
 寺田澄江・高田祐彦・藤原克己編『2008パリシンポジュウム源氏物語の透明さと不透明さ』青簡舎.2009.09
2008パリシンポジュウムの論文集、錚錚たるたる執筆陣です。

竹本幹夫校注訳『風姿花伝 三道』角川文庫ソフィア.200.09
風姿花伝・三道 現代語訳付き (角川ソフィア文庫 A 315-1)風姿花伝・三道 現代語訳付き (角川ソフィア文庫 A 315-1)
(2009/09/25)
世阿弥

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 この価格でこのボリューム、いつもありがとうございます。
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荘厳なる『竹取物語絵巻』

 快晴。なぜかどこへ行くにも激混みの一日。連休明けの五・十日(ごとおび)でしたね。こういうことは後から気づくもの。
 帰宅すると、社長さんが手配して下さった編集中の『竹取物語絵巻』の影印が届いていました。主任の先生からのご指示もあってモノクロですが、話題の『源氏物語黄金絵巻』にも劣らない美麗な絵巻に瞠目。ファイルに入れて大切にします。10月は旧暦中秋の名月にちなんで『竹取物語』月間とします。
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試行錯誤。

 快晴。短大はすでに二週目の授業。ただし、世間様では連休のため、時々購入するお弁当屋さんもお休み、表参道では、オリンピック招致のパレードが行われ、交通規制でおまわりさんもたくさんいらした、と言う一日。
 専攻科では、直近の論文をパワーポイント付きで読んでいましたが、感想で「難しい」とあり。
 確かに、鎌倉期の天皇、貴族の固有名詞はひとつひとつ解説して、ベースから固めていかないといけません。このように、試行錯誤を繰り返しつつ、ためになったと思ってもらえるようにと考えています。
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古典講座は休みなし。

 曇天。浦和の古典講座は連休に関係なく実施。大学もあるので連休は昨日までです。
 やはり、連休のためか出席者は少なかったものの、「薄雲」巻を丁寧に読みました。系図も大きく広げて板書して。
 「熊沢蕃山を軸とした儒学と『源氏』註釈史を論ぜよ」と言うオーダーの原稿も締め切りまでには形になりそうです。書いていて面白くなってきました。
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神野藤昭夫・多忠輝編『越境する雅楽文化』

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 神野藤昭夫・多忠輝編『越境する雅楽文化』書肆フローラ、2009.09.15 拝領。ありがとうございました。
 期せずして、近刊の『アジア遊学』と合わせ読めば、古代音楽の全貌を垣間見ることが出来るようになっています。併せて御高架をお願いします。
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初秋の風景。

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 土曜日。青学で物語研究会例会。本文にこだわる質問が出て、先の大会でも流布本、定本的位置を占めるテキストの発表には質問しないことにしていたと言う発言に驚く。もちろん大歓迎ですが、この会に浸透するかどうか。楽しみでもあります。気になったのは、若手に質問がなかったこと。 ただし、若い人に頼まれた原稿は喜んで書くことにしました。
 なぜか討議の時間があり、ボクが担当とされていることが議題にいきなり上がって二度驚く。先月の総会でも、突然、根回しも事前通告もなく、機関誌のアーカイブ化の申請はボクの仕事だと言われて、「何も聞かされていないぞ」と言いながら、いやな顔もせず(笑)、承諾したところでした。
 なにしろ、うろおぼえの思い込みが議論の前提だから時間の無駄。居合わせた人には、訳が分からない、と言うのが素直な感想でしょう。ボクのスタイルは、マイナス思考や自主規制はこの研究会には似合わないと言うことだけ。また、今日は勉強になった、来て良かったと思わせるような雰囲気作りを全員参加で盛り上げたいと言うのがボクの基本スタイル。蛸壺型の思考の人は、自然に思考を大転換させられるような。
  日曜日。朝から新幹線で静岡へ。弟とボクはつま恋に(ウェスタンハツトの男は弟、ボクは黒い野球帽)。小さなあるじは浜名湖の花博へ。つま恋は三年ぶり。すっかり生きかえって気分は爽快に。翌朝は浜名湖の温泉の後、砂丘に潮風を感じる、これまた爽快なる秋の一日です。
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『竹取物語絵巻』の構図を学ぶ。

 曇天。 時間の関係で、ちょっとだけお邪魔したことになってしまいましたが、國學院の物語絵のシンポ・講演会に出向きました。『一冊で読む竹取物語』では、某所所蔵の江戸期の『竹取物語絵巻』を挿絵にしつつ、付録に詞書を翻刻することになっており、知見を得ておこうという目論見でした。当方が検討させて頂く絵巻は金泥が鮮やかで目もくらむ逸品です。國學院が所蔵する三種の絵巻との構図と相関性を考えないといけないようです。
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チャンネルを変えた理由。

 自宅でデスクワーク。夕方からは、テレビが一斉に湾岸警察署前に切り替わり、のりぴー保釈+記者会見の生中継。行き先の記者会見場まで分かっているのに、各社ヘリで追跡という今年一番のビックニュースとなっていました。テレ朝では恩師の息子さんまでコメントしてるじゃありませんか。
 こちらは、見逃した分の最終回ドラマ直前の再放送を楽しみにしていたのに…。それにしても画面から伝わってくる緊迫感は何なのでしょう。ところが、ボクが観ていた局の中継では、ヘリのレポーターが追跡車両を見失い、「今、車を見失ってしまいました」と正直にアナウンス、一気に他局に回したら、追跡車両がドアップに映されていました(爆)。どんなにことばを尽くしても、画像のインパクトにはかないません。ボクと同時にチャンネルを回した人も全国に何万といたことでしょうが、担当デレクターさんの歯ぎしりも伝わってきそうな出来事でした。この夏は連日彼女の報道で終わりました。
 逮捕状請求のニュースは、みんなの党結成よりも記事が上位だったし、新内閣よりも話題性が大きいことは間違いない。記憶に残る夏の終わりとなりました。この夏は、近隣へはほとんど自転車で移動していたため、ガソリンの補給はなんと二回だけ、車の音楽は彼女も最年少の母親役で出演していたドラマに関する美しい歌声を聞いていました。これはこれで、それはそれは癒される歌声です。

ファイト 由紀さおり~絹子の愛唱歌~ファイト 由紀さおり~絹子の愛唱歌~
(2005/09/30)
由紀さおり

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北青山で。

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 大学始業。まずは教科書を丁寧に読んで夏休みに固まった思考を回復させることに専念。図書館で近世儒学関係の本を借りてきました。
 授業終了後、同僚の先生のしゃれた買い物にお付き合い。シャネルビルの裏には、いつの間にか、新装のチャペルができており、なじみの店はマンションになっていました。店の人の話では二年単位で他店も入れ替わってるんですよ、とのことでした。青山通りには130年近く続く大学が構えており、道をはさんで不易流行の「この世」を学びました。
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野田で『源氏物語』。

 曇天。野田市の欅のホールで『源氏物語』講座。初級編と中級編とがあってそれぞれチャンネルを切り替えないといけません。練香と沈香を薫らせてみなさんに喜んで頂きました。
 帰宅して古井由吉『漱石の漢詩を読む』読了。かくして明日から授業です。

漱石の漢詩を読む漱石の漢詩を読む
(2008/12)
古井 由吉

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