物語学の森 Blog版 2008年11月
『新聞集成 明治大正編年史』
2008-11-30 Sun 07:48
 二日ほどブログをサボりました。三重県のとある高校の学年全員の小論文の添削に、なぜか入試問題の校正と年明けの分の作問、それに講演のハンドアウト、さらに十日締め切りの論文の構想など。宅配も二十三区内なら十時半までに持ち込めば当日届けてもらえるようになり(以前は八時半と言われていましたが)、だいぶ便利になりました。
 来週にはあらかた片付いて、また頭のリハビリとしたいものです。土曜日、またまた急な依頼でしたが、今年二度目の埼玉県入間市内の高校で、分野別の進路説明会。東京、埼玉の大学がわんさか来ていました。前の時間は、福生の市会議員さん、その次に編集者がやってきて、仕事を説明したとのこと。少し聞いてみると、議員さんはこの高校の生徒さんのお母さんだそうで、議会52日間の一日の日当は27万円だそう。勉強になりました。

 そう言えば、朝、何気なくテレビを観ていたら、あるコメンテーターさんが、「親父の書斎にあった明治大正新聞編年史を見て新聞記者を志した」と言う話をしていました。ボクもこの「親父さん」の講義で日本近代史を学んだのです。下記の本にここからの知識がふんだんに記されてあります。

語源の快楽 (新潮文庫)語源の快楽 (新潮文庫)
(2000/07)
萩谷 朴

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新聞集成大正編年史〈大正5年度版 下〉 (1976年)
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あと三週。
2008-11-27 Thu 08:40
 快晴。水曜日も年内あと三回。はやいものです。来月上旬まで緊張の日々が続きます。
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迷う。
2008-11-25 Tue 08:42
 日曜日。『枕草子』の会。三巻本中心に読んできたこのテキスト、堺本を視野に入れた「汎・枕草子」読解の必要性が出てきたように思います。『源氏物語』ばかりでなく、身近にある文化遺産の掘り起こしの時代を迎えたようです。
 ここのところ、二週間ばかり風邪が治らず、それが影響してか、三次会の迷路のようなカラオケボックスで迷い、心配した先輩に迎えに来て頂く。こんなこともあります。
 雨の休日はクールダウンで体力温存に相務めました。
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脱線気味の話。
2008-11-23 Sun 10:25
 快晴。水曜日に急遽決まった都内の高校で模擬授業。内容は木曜日に同じ。生徒さんがなかなかフレンドリーであれこれ話しかけてくれ、始まる前、なぜか昨日保釈されたアーチストの話になっていました。大学の中国語の先生から聞いた話の受け売りなのですが、彼はいきなり香港でビッグビジネスをしようとしたのは失敗だった。まずは台湾ルートを開拓して「朋友」を作ってから乗り込めば、あそこまでの大失敗はなかったのではないか、と言うもの。彼らは「そう言えば、アイドルがよく台湾でコンサートを開くよね」と合点した様子。台湾は人口も日本の1/5強しかなく、マーケットとしては狭いかもしれないけれども、これはビジネスを始めるのにはとても大事なことのようですね。
 本題よりもこの話の方が受けが良かったような気がします。ちなみに、定家自筆の『奥入』の複製本を持参しました。桐箱から丁寧に取り出すのを見て、これは貴重な本だとはわかってくれたようです。
学校を出たらもう薄暮の時間。日が落ちるのが早くなりました。

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省エネモード。
2008-11-22 Sat 10:09
 水曜日。終日大学の日。体調が優れず緊張して臨んでいたたため、帰宅するとぐったりしてすぐに横になる。
 木曜日。数ヶ月前から予定されていた鹿島方面の高校で模擬授業。行きのバスは途中まで順調だったのに、居眠りで乗り過ごしたお客さんを降ろすため引き返すハプニング。結局、タクシー使用で余計な出費することに。昨年は数人だっけれど、今年は二十名弱。文学部復調の兆しを感じました。
 帰りは千葉インターあたりから混み始め、東京まで約三時間。
 金曜日。ほぼクールダウン。省エネモードで暮らしております。
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締め切りが打ち寄せる波のように。
2008-11-19 Wed 06:58
 締め切りが打ち寄せる波のように続きます。くわえて、読まねばならない文献、論文が相次いで見つかり、しかし身動きがとれない状態になってきました。しかも別々に考えていた二つの論文が密接に繋がっていることが分かり、思考の再編が必要となってきたというところ。
 増尾伸一郎さん執筆の本をまたまた頂戴しました。ありがとうございます。

今昔物語集を読む (歴史と古典)
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形見分けの蔵書の話。
2008-11-18 Tue 09:39
 快晴。終日大学の一日。中央線が遅れたとかで、先輩で同僚の某先生とは二時限目の休み時間に朝のご挨拶。話の流れで、彼が以前兼任で通っていた大学の先生の蔵書を縁あってボクが形見分けで持っていると言う話になる。
 「それじゃあ、面接の時に入った研究室の本は君のところにあるんだな。面接と言っても研究室で雑談程度だったけど。」
 その道では文字通り第一人者であったけれども、お弟子さんがいない環境だったので、古本屋に流れるよりはボクが預かっていた方がまだよかったように思います。たいへんな勉強家で、考証の誤りなどはきちんとメモが挟み込んであり、ボクも確認してみると正鵠そのもの。学恩を蒙るとはまさにこのことを言うのでしょう。
 
 帰宅すると今年の健康診断書が届いていました。父は五十代半ばで糖尿病と高血圧が原因の心筋梗塞で倒れ、定年前に退職して農業従事者となったわけですが、ボクもその予備軍らしい。肝臓さんには負担かけ過ぎ。それだけは診断書から読めました。水泳の回数増やさないと…。


 
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二十数年目の発見。
2008-11-17 Mon 06:46
 曇天の土曜日。池袋で書店二軒を覗き、南池袋を徒歩で学習院へ。ほぼ満杯の教室で物語研究会例会。ヘーゲルの現象学と『源氏物語』、何年もかかわってようやく見えてきたと言う、あまりにも遅まきながらの発見があった日。
 雨の日曜日。前日は比較的早め(駅前の書店で買い忘れた本を長時間探す時間がありました)に帰宅しましたが、身体は重く、そんな中で和歌の註釈二首。
 風邪を引いている人が多いように思います。お互いに気をつけましょう。
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漢字の読める紳士の話。
2008-11-15 Sat 01:36
 内閣総理大臣の日本語力が問題になり始めました。実際は施政方針演説前後から番記者始め、知る人ぞ知る事実であったようですが、ここ数日、マスコミが一斉に取り上げ始めようです(周辺はもっと前からのはず)。なんだか政治的な意図を感じないわけにはいきませんが、中国首脳との往来が「はんざつ-煩雑(頻繁を誤読して)」になったと読んでいたのでは、通訳が原稿通り伝えたとしても、日本語に堪能な首脳陣には馬鹿にされるだけ。「器でなかった」ようですから、早く違う人に変わってもらった方がいいですね。こう言う事実を隠して持ち上げる人を時々見かけますが、結局、自身の信用に関わってくることを自覚した方がよいように思います。「長いものには巻かれろ」と言う考え方はどうしても駄目ですね。
 明治の一年生に科している月例の漢字テストも将来役に立つと信じて続けていますが、最初は読めなかった旧漢字で組まれた本文の音読が、今頃になると流麗になってくる。やはり効果覿面と言うところでしょう。この成果はいつか、そのうち分かってきます。
 そう言えば、この夏頃、ちと脱線して、「巨人軍の某内野手は、オフシーズンにはトレード必至だろう」と予測したら、みんな半信半疑のような顔をしていましたが、やはりドンピシャでした。
 「巨人軍は紳士たれ」
の伝統は良くも悪しくも続いているのですね(爆)。以前、昭和三十年代の巨人軍社長(故品川主計氏)を父に持つ日記文学の先生は、古記録の読み方にうるさい方でした。そんなことを思い出しました(この話も萩谷先生に教えて頂きました。昭和女子大学でも池田亀鑑が兼任教授だった関係で、同門の誼みだったようです)。

土佐日記 (講談社学術文庫 (605))土佐日記 (講談社学術文庫 (605))
(1983/01)
品川 和子

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交渉ごとの日。
2008-11-14 Fri 08:40
 終日自宅および周辺で過ごす。春のシンポジュウムはゲストの日本古代音楽史の研究者からも快諾を得られ、メンバー確定、開催に向けて動き出しました。詳細は会場と内容を詰めてから。
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