物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

麦。

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朝早く、ここのところ父の営む畑(ズッキーニを作っている)に始めて出向き、弟から頼まれていた麦の生育具合を写メールで送信。この正月からなんと三ヶ月も筑波にある農林省の施設で研修を受けていた成果をここで実験しているのだそう。ともあれ、中佐都駅のそばにあるこの畑はいつ購入したのか…。僕が少年時代は家の近所にちょっとあっただけでした。退職後にいつくか増えたとは聴いていたけれど、これにはちとびっくりする。振り返ると、我がご先祖様のお墓。中央部の墓石は、江戸時代「上原○左衛門◆◇」なる方のものがならぶ。左脇には、やはり僕の少年時代に父達によって建てられた一族郎党のお墓。二層型になっており、骨壺の安置室の下にもうひとつ空洞がある。年月を決めてあり、年数を過ぎたお骨は土に帰るように作られていると言う。僕自身、当分お世話になる予定はもちろんけれど、この先どうなることやら…。我が運命は神のみぞ知る。
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牛にひかれて善光寺詣り。

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 晴れ。朝早く家を立ち、須坂市内の高校で小論文講座。先週は地元の国立、私立の三大学・短大の説明会があったとのこと。AO入試のエントリーは、早いところはもう始まっているよ、と言う話から始めて50分。弟が近所の農事試験場に勤めているので、呼び出してお昼。公務員さんは時間厳守なので慌ただしく。10㎞前後故、善光寺まで足を延ばして、脇の城山公園内にある東山魁夷館(館長はいわさきちひろの息子さんである)を訪れ、その後、ほぼ十年ぶりに善光寺参り。三の門は平成大修理中でした。ともあれ、学会賞等の願果たしをつつがなく。
 
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角川文庫の『宇津保物語』三巻。

 雨交じりの曇天。昼間はのろのろとデスクワーク。東京ガスさんも三年に一回の点検とやらでお見えになる。夕方から明治へ。『刺青』の板書を大量にして『細雪』へ。これもいつもの流れ。
 さらに、南下して、渋谷の國學院で『うつほ物語』の会、「国譲」中巻。今日は先日いただいたビキナーズクラッシックスに触発されて、まさしく箱入りの角川文庫版『宇津保物語』全三巻を持参。ひさしぶりに開きましたが、すっかり黄ばんでメクリ垢までなぜか愛おしく。僕はこの本、勉強本と保存版と二種類持っており、これを古書店で見つけたときは、値段も見ずに即購入でした(確か、三巻セットで\35.000円)。これがどれだけ稀覯本であるかは、このサイトを御覧になればよくわかります。この古書店も今はなく、レジに座っていた亡き奥さんから「よくこんな高い本買えるわね」とかなんとか言われたことを思い出します(その後、新聞の訃報欄で急逝を知りました)。オーナーは区議、都議と来て、今は、東京23区の区長さんとなっておいでです。
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ようやく梅雨らしくなりました。

 曇天。ようやく梅雨らしくなりました。
 明治に出向き、予定通りに進行。授業アンケートも始まり、学年末も目前になってきました。
 論文集のお膳立てで、あちらこちらに連絡していますが、御大達とはなかなか連絡が取れません。携帯持っている人が少ないからなぁ…(自分のことは棚に上げて)。

 
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梅雨の日曜日。

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 昨日、遅く帰宅すると、奈良大学の上野誠先生から、論文の抜き刷りと共に、大伴家持の万葉歌 巻19-4217
卯の花の 腐す霖雨の 始水に 寄るこつみなす 寄らむ児もがもむ
に添えて、先日の授賞式の写真を頂戴していました。ありがとうございます。(写真は接写、実物はもっと鮮明)
 午後から、母校で和歌の註釈三首。歌枕「野洲川」のあたり。

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池田弥三郎『憑りくる魂』

 快晴。午後から、慶應の西校舎で、池田弥三郎没後25周年記念、釈迢空(折口信夫)原作『死者の書』、池田弥三郎脚色の素浄瑠璃『憑りくる魂』を鑑賞。
死者の書・身毒丸 死者の書・身毒丸
折口 信夫 (1999/06)
中央公論新社

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 古代文学、芸能学会関係者が多数来場の大盛況。
 豊竹咲太夫さんの朗々たる語りに馴染んでくると、憑依した大津皇子の魂が前景化されるような錯覚を覚える、幻想的な時間を過ごしました。
 帰りは三田で、浦和に住まう今もかわらぬ文学青年御夫妻らと「はも料理」を。慶應にまつわる国文学者、文化人の話題をたっぷり聞かせていただきました。

 帰宅して、角川学芸出版の高橋さんから、
うつほ物語 / 室城 秀之
 方丈記〔全〕 / 武田 友宏
 を頂戴していました。画像がアップされたら、紹介文を書かせていただきます。
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千葉小論文講座行脚。

 木曜日、佐原市内の高校で、エントリーシートの書き方を中心とした小論文講座。体調は回復しつつあります。
 金曜日、雨。まずは千葉市内の新設高校で、小論文講座。最もガイダンスが集中している日のこととて、指定したテキストがなかったり、講師の手配がなく、僕が三コマ目を代行したりとやや混乱気味。マネージャー氏に同情しつつ、市川へと移動。こちらは三年連続の小論文講座。ただし、実習生が聴講していることあり、やや落ち着きなし。気力を維持するのが困難な状況になるも、なんとか終えて帰路へ。さすがに疲労困憊なり。
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都内南下の一日。

 快晴。都内の三大学を北西から南東へと移動。
明治は『刺青』も佳境に入り、青山の演習も充実、最後は慶應で『小右記』。三田の中国飯店で美味のご相伴に与りました。いつもありがとうございます。
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『刺青』に出てくる絵巻物。

 曇り。午前中は論文の査読原稿の清書やら同封文献のコピー、原稿の依頼状、さらには原稿執筆者の選考など、一気に五、六種類の仕事をこなす。
 午後から、明治で授業。谷崎潤一郎の『刺青』に出てくる、毒婦・紂妃と「肥料」と題された絵巻物を毎年板書しているけれど、モデルとなった絵はないものか、毎年探しています。どなたかお教え下さい。
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ここが正念場。

 曇り。前日から身体が重く、引きずるように大学へ。
 朝からやや落ち着きがなく、話を止めないので、小さい声で、定期試験の日程などを話し出すと、みなさん集中。まあ、そんなものでしょう。海の日も授業を行います。
 論文演習は新聞記事を批評する。無駄のない情報量を批判するのはむずかしいことのようです。
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