物語学の森 Blog版

このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。

三橋正遺稿集『古記録文化論』書評掲載



 「日本歴史」6月号に『古記録文化論』の書評(佐古愛己氏)が掲載されたことを、武蔵野書院の本橋さんから御教示頂きました。勘所を余すところ無くご紹介いただきました。ありがとうございます。平安時代史・文学・日本思想に関心のある方はぜひご一読下さいますよう。
 
 直接電話して序文を頂いた大隅和雄先生は、弟の良典先生がノーベル賞受賞で、昨年暮れにはマスコミにも紹介されていました。念のため。
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近刊予告『古典文学の常識を疑う』

 松田浩・上原作和・佐谷眞木人・佐伯孝弘編 『古典文学の常識を疑う』が印刷に回り、webにも公開されました。27.28日の学会でお披露目となります。

 知っているようで知らなかった古典文学。未解明・論争となっている55の疑問に答える。

第二部 平安朝時代文学
「国風文化」をどう捉えるか 渡辺秀夫
注釈学の発生メカニズムは解明可能か 東望歩
物語文学史の空白は書き換え可能か 渡辺泰宏
文献空白期の平安時代琴史 正道寺康子
諸本論は『枕草子』研究を革新できるか 山中悠希
五味文彦『『枕草子』の歴史学』の「新説」を検証する 津島知明
紫の上妻妾婚姻論は平安時代の結婚をどう読み替え得たか 鵜飼祐江
『源氏物語』の巻々はどのような順番で作られたか? 中川照将
『源氏物語』作中人物論の常識を問う 竹内正彦
『源氏物語』宇治十帖の謎 三村友希
『源氏物語』校訂本文はどこまで平安時代に遡及し得るか 上原作和
『源氏物語』の注釈書はなぜ思想書となったか 湯淺幸代
古筆研究はどこまで文学史を書き換えたか 仁平道明
作家の古典現代語訳はどのように推敲されたか 上原作和

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上野誠著『万葉集から古代を読みとく』

 著者から『万葉集から古代を読みとく』(ちくま新書)拝領。ありがとうござました。
 映画「君の名は」は、『万葉集』巻十、作者未詳歌「誰そ彼と われをな問ひそ 九月の露に濡れつつ 君待つわれそ」が通低音にあるから、万葉学者なら「ぜひ見るように」との勧めがあってご覧になった由。現代に折口信夫が生きていたら、アニメーションの映画監督を目指していただろうとする「はじめに」から一気に読ませます。「君の名は」はもちろん見ました。この映画の新海誠監督は国文学科出身であることと、私と同郷であることは、演習の学生の口頭発表で知りました。
 全九章からなるこの新書、ぜひ御高架をお願いします。
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十文字学園女子大学図書館『鈴木一雄文庫目録』



 武田比呂男先生より、十文字学園女子大学図書館『鈴木一雄文庫目録』を賜りました。ありがとうございます。さっそく、赤間恵都子氏の解説を拝読、「書名索引」「著者名索引」から書誌情報をつぶさに勉強。萩谷先生の私家版『平安朝歌合大成』『平中全講』を定期購読なさって揃えていた世代の蔵書群。そしてこれから生まれた『夜の寝覚』『狭衣物語』の校注等、お世話になりました。活用させていただきます。
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清水眞澄著『戦国時代と禅僧の謎-室町将軍と「禅林」の世界』

 著者から『戦国時代と禅僧の謎-室町将軍と「禅林」の世界』をご恵送いただきました。ありがとうございます。
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